
■[第521回] 大改造 −H17.7.30-(土)−

無事に埼玉、群馬の出張から帰ってこれました。
しかし疲れました・・・。
何せ、昨日は新潟も暑かったそうですが、埼玉も群馬もすごい暑さでした。
タバコを吸おうと車の窓を開けると熱風が入り込んで来ます。
しかも、今回は軽い現地調査も兼ねておりましたので、そのうだるような猛暑の中、黙々と写真を何十枚と撮ったり、看板や建物のサイズを測る為に動き回る。
久しぶりでしたね。
顔を下に向けると汗がポタポタ落ちたのは。
顔をブルンと振ると汗が飛び散ったのは。
自分でもどこから出ているか分からない様な汗は。
(汚くてすみません^^;でも私の汗はジャスミンの香りがすると評判ですよ。もう一面花畑ですよ。ええ)
そのお陰で、
その日のビールの美味しかったこと。美味しかったこと。
お風呂が快適だったこと。快適だったこと。
これはたまりませんでした。^^
さて、まだ本決まりではありませんが、今回は店舗施工と言うよりは、「大改造ビフォアー&アフター」という位の仕事です。
家族の思い出の品をどうやって使うかに、匠の腕が掛かっている次第です。
おもむろに匠が何かを取り出したりしちゃいますよ。うへへ
という事で、一日も早く最近の大仕事にアップ出来る様に頑張りますので、楽しみにしていて下さいね。
そう言えば、先日話していた「一発勝負で決まる大仕事」ですが、案の定と言いますか、仕方ないと言いますか、やはり流れてしまいました(TT)
もっと頑張って、最初からお声掛け頂き、じっくりと打合せをさせて頂ける様な会社にならないと駄目ですね。
繁盛屋は、看板屋でもなければ、印刷屋でも、店舗屋でも、デザイン屋でもなく、「繁盛屋」なのですから。

■[第520回] フィクションです −H17.7.28-(木)−

本日、仕事中にふと、「そう言えば、今日が新潟県大会の高校野球の決勝戦だったよな」と思い、この決勝戦に残った高校ですが、何やら聞いた事がある様な気のする高校だったもので、ネットでどちらが勝ったか調べてみました。
すると、一回の表が終わったところで、その120秒毎に更新されるというページを見ていたら左側に「インターネット中継」の文字が・・・。
「うむ。まあものは試しだ」
と接続しましたら、何とパソコンで決勝戦が見れました。
しかし、
仕事中に高校野球を見ているなど、社会人としてあるまじき振る舞いです。
言語道断です。
悪逆非道です。
給料泥棒です。
率先垂範すべき上司がそんな事をしていて部下がついてくる訳がない!
貴様は仕事を何だと思っているのだ!!
恥を知れ!恥を!
です。
という事で、その後は画面の左端に、小さくその高校野球を表示し、こっそり見ながら仕事をしておりました。
しかしですねえ。かなりの好ゲームの様で、あっちに点が入り、こっちに点が入り、またまたあっちゃこっちゃに点が入りの展開です。
ついつい口から「おっ!」ですとか、「あー!」という声が漏れてしまいます。
最初のうちは「うーん・・・素晴らしいデザインだなあ・・・」、「な、なるほどねえ・・・」と誤魔化していたのですが、挙動不審な私の態度にいつしか社員から怪訝な目で見られだしました。
「もしかして、遂におかしくなったのかしら?」
「こんな怪しげな人について行って大丈夫なのか?」
という視線がビンビンと・・・。
そんな疑いを掛けられては、今後の繁盛屋の仕事に支障をきたしてしまいます。
という事で、
「えへへへ。パソコンで高校野球が見れるのを知っている?」と観念して白状しました。
すると、私もそうなのですが、社員は誰一人として「野球好き」はいないにも関わらず、
「えー!私も見たいです!」
という声が。
何でしょうねえ?あの高校野球の魔力は?
そう言えば、サザエさんにも
「○○社へ行って参ります!」と上司に言い、元気よく飛び出したマスオさんが喫茶店へ行き高校野球を見る。
するとそこに、「頑張って来い!」と言って送り出した上司が、高校野球を見に入ってくる。
という話がありました。
やはり今も昔も、高校野球のあの一発勝負の面白さは特別なものがあるのでしょう・・・。
さて、高校野球を見ていることがばれた私は、社員のパソコンでも見れる様に教えてあげました。
色々とパソコンの使い道を教えてあげるのも上司の役目ですからね。えへん
その後は、もちろんみんなで仕事をしながら、各自のパソコンに映る小さな画面で見ていたり、音声を聞いていたりしました。
すると、社員から「この中越高校の応援団長が私のはとこなんですよね」、「今、家では祖母が一所懸命応援していると思います」との言葉が。
まあ、どちらが勝っても構わないのですが、その敵となる高校は私が多少知っている様な気がした高校で、同じ新潟市の高校でもあったので、おばあちゃんには申し訳ないのですが敵の高校の応援に回らせて頂きました。
そして、試合は延長に入り、先攻の私の応援する高校が一点を入れ、後攻の高校の攻撃の場面です。
ツーアウトでランナーが出て、もう仕事どころではない場面。
すると、何とアナウンサーが「大変良いところで残念ですが、間もなく中継を終了させて頂きます。○○さん(解説者)有難う御座いました。」という言葉と共にテロップが・・・。
画質の悪いパソコンで見ているくらいですから、ご承知の通り繁盛屋にテレビはありません。
もう社内は大騒ぎです。
「えーヒドイ!」
「この場面で見れなくなるのは・・・」
「おい!そりゃないだろ!」
阿鼻叫喚の光景でしたね。ええ。
そして、またそこでふと「そう言えば車でテレビが見れる!」と気付いた私は、社員達に「みんなで車で見よう!」と声を掛けて、子機を持って大慌ての社員達と共にダッシュで車へ。
まあ、結果は私の知っている様な気がする高校が見事に六年ぶり四回目の出場を決めた次第です。
おばあちゃんすみません。
そして、見事に甲子園出場を決めた、何だか知っている気がする監督おめでとうございます。
甲子園での活躍を期待しております。
ちなみに、どうやらテレビ中継は終わってもインターネットでは放送していたみたいです。
事務所に戻ってきましたら、まだ中継されていましたから。
CMも放送時間の枠も無い、「インターネット放送」の底力を感じましたね。
まあその前に、「仕事中でも見れる」、「こっそり見れる」というところにも恐ろしさを感じましたけどね・・・。
とまあ、本日はこの様な一日でした。
えっ!?
「真面目に仕事しろよ!」ですって???
いやだなあ。^^;
冗談ですよ。冗談。
タイトル通り、本日の日記はすべて架空の話ですよ。ええ。
多分・・・。
※すみません。こんなふざけた日記を書いていて言うのも何なのですが、明日から「埼玉」と「群馬」へ出張です。
なので、次回の繁盛日記は土曜日か月曜日の予定です。

■[第519回] 知 識 −H17.7.27-(水)−

昨日、睡眠3時間で「秘密倶楽部」の会合に参加し、熱い会話の中で酒をグイグイ飲んでしまったからなのか、その後に別の飲み会にのっぴきならない事情で参加させられたからなのか、本日はなかなか不調でした。
いつも翌日になると、「何であんなに飲んでしまったのだろう?」、「そう言えばまた暴言を吐いていた様な気がする・・・」と冷や汗が出ます。
やはり、私ももう良い歳なのですから、「大人の飲み方」を覚えなくてはならないと思う今日この頃です。
さて、その「秘密倶楽部」の今回のテーマは「クレーム」でした。
事前にアンケートを作成し、それをその場で話す。
内容は、
問1 クレーム処理マニュアルなどはありますか?
問2 クレーム処理の際に気をつけている点は何ですか?
問3 普段からクレームが発生した時のために行っている事はありますか?
問4 あなたの業界でよくあるクレームは何ですか?
問5 過去にうまくいった、または失敗したという事例はありますか?
問6 ズバリ、「おいおいそりゃ、ただのいちゃもんじゃねえか!!ふざけるな!!」と心の中で叫んだことはありますか?それはどんな事?(原文儘)
この倶楽部には、様々な業界の方々が参加しているので、業界毎のクレームが色々あり、とても面白く勉強になりました。
特に問6は、もうみんなでバカうけでした。
いつもは資料が「いつの間にやら無くなっている」のですが、今回の資料は大変ためになるのでバインダーに閉じたほどです。
今回の勉強会でつくづく思いましたが、やっぱりクレームというのはどこの業界にも必ずあるのですね。
例え、事前に契約書を交わしていても、入念な打合せをしていても、発生する時は発生します。
なので、日々クレームに対して「どの様に対処するか」を考えなくてはならないのですね。
今回の話の中で、特に心に残った言葉があります。
「無知が一番悪い」です。
こちら側の「無知」がクレームに繋がるケースが殆どです。
お客様は「知らない」からこそ頼む訳です。
頼まれた側も「知らない」となりますと、そこから問題が発生しクレームへとなっていきます。
なので、一番の「クレームを防ぐ方法」というのは、「どれだけ知識があるか」だと思いました。
知識があれば、事前にお客様に伝えておけます。
知識があれば、事前に問題が起こりそうな部分が見える。
知識があれば、事前にクレームの原因を取り除ける。
そして、知識があれば知恵となり、クレームが発生した場合も正しい対処方法がとれると思います。
知識を詰め込むのも大事なんですね。
※ただ、クレームの対処で一番大事なのは、迅速、誠心誠意、正々堂々だと私は思っていますが。
繁盛屋の仕事は、「今ある商品を販売する」ではありませんし、「お客様の物をお預かりする」でもないので、クレームの少ない業界だと思います。
それでも時にはクレームが発生します。(失敗とは別で)
なので、これからも「プロ」として、お客様に満足して頂くために、日々勉強をしていかないとなりません。
プロとして「無知は罪」ですからね。
※しかし、「固定概念」を払拭するのに、「知識」が邪魔をする場合もありますので、詰め込んだ「知識を疑う」というのも大事ですね。

■[第518回] 四年前の日報 −H17.7.26-(火)−

社員が机の整理をしておりましたら、何故か休養中の社員の入社当時の日報が出てきました。
「しゃ!しゃちょー!こ!こんなものが・・・」とぶるぶる震えながら、とても大事そうに渡されました。
そして「四年前はどんな事をしていたかな?」と、何だか懐かしくなり読んでみました。
それは入社後、二週間ほど経ってからが、一番最初の日のものでした。
これがですねえ・・・なかなか面白いです。
今、思い浮かべますと書き始めの頃のその社員は紅顔の美少年。(ではなく、厚顔の青年という感じでしたでしょうか?)
そしてその後は、最も繁盛屋の頼りになる男として活躍し、今の休養へと至ります。
その内容ですが、その当時の仕事の様子がしっかりと書かれています。
まだ四年前程度であるにも関わらず、「あぁ・・・。こんな事してたなあ・・・」と何だか不思議な感じがしました。
その当時の繁盛屋の主要品目は今と大して変わっていないのですが、それではない別の一押し商品があり、日報の中では我武者羅にテレアポをし、訪問していました。
訪問先リスト、結果のファイルも一緒に出てたのですが、それを見てこれまた懐かしく、また不思議な感じがしました。
そのリストを見ると、その後に別のお仕事を頂いたお客様がいる。
その時は相手にもしてくれなかったところかが、何年かしてから別の縁で出会い、今では親しくさせて頂いているお客様がいる。
やはり仕事は「当たって砕けろ」。
飛ぶ方向が決まったならば、「まず飛ぶ」というのが大事ですね。
その後に、それ以外でお付き合いをさせて頂く様になれるかも知れませんから。
それにしても、四年前の日報の私のコメントを読むと、とても恥ずかしくなります。
「何だか若いなあ・・・」という言葉ばかりです。
そして、社員を激励したコメントを見て、結果を知っているだけに何だか面白くなったりします。
その後輩の社員から、「次、見せて下さい」と言われ、最初は「良いですよ」と言ったものの、休養中の社員の面子の為にこっそり隠しました。
決して、私のコメントが「恥ずかしくて仕方が無いものだから」という訳ではないですよ。
ええ、ないのですよ。
それにしても、やはり人は成長しますね。
きっと、今も書いている社員達の日報も何年か経ってから読むと、成長の後がありありと見えることでしょうね。
今から四年後が楽しみです。^^

■[第517回] 良いHP −H17.7.25-(月)−

最初はただの状況報告ですので、プロバイダに興味の無い方は点線まで飛ばして下さい。
・・・・・・
本日、私の物ではありませんが、プライベートで新しくパソコンを購入し、インターネットに接続するための準備で、色々なプロバイダやプランを見ていました。
今まで散々「最大」という言葉に騙されていたので、今回は慎重です。
何と言っても「距離は関係ない」だの、「光はサクサク開く」と言っていたにも関わらず、最大100MBで実測は大抵20MB程度で、良くても「33MB」でしかありませんからね。
車の燃費もそうですが、何でこんなに表示されているものと違うのでしょうかねえ?
実測と言っても、現実とは大分違いますから。
さて、その地域の実測を調べてみましたら6MBが実測でした。
という事で、「それならば一番安い8MBで十分だからそれにしよう」と結論が出ました。
そこからプロバイダ選びです。
今回選んでいて思いましたが、分かりやすいHPはかなり有効です。
最初は「P社」のものにしようとしたのですが、申し込み方法がかなり面倒です。
入会するのにも手間が掛かり、入会してからも何をして、どうすれば、いつ頃インターネットが出来る様になるのか分からない。
しかも、料金も赤字と黒字があって、どっちが最終的に支払う額なのか分かりませんでした。
一応、入会はしたのですが「何だかこれで良いのかどうか不安だなあ」と思い、改めて違うプロバイダを探しました。
そして、いつもオークションやら検索やらで使っていて、以前は繁盛屋でも使っていた「Y社」のHPを見てみました。
これがですねえ・・・。
なかなか説明が分かりやすいです。
開通までもの手順が簡単に書いてあり、こちらが何をすれば良いのかよく分かる。
特典サービスも分かる。
料金も開通までの日数も出ている。
という事で、急遽「Y社」に乗り換えた次第です。
・・・・・・
今回、自分自身が詳しくない事をHPで調べていて思いましたが、やっぱりHPの作り方は本当に大事ですね。
基本的にHPは「知りたい」と思って調べます。
と言うことは、「現在は知らない」という事です。
では、その「知らない」・「知りたい」という人にどの様に伝えるか?
いくらページ数があろうが、いくらこと細かく書いてあろうが、見る側にとって「一番知りたいこと」が書いていなければ、その会社はせっかくHPを見てくれた人がいても、その後には繋がっていきません。
HPを見てくれた人のためにも、会社のHP、商品のHPはもっとお客様の目線に立ったものにしなくてはなりません。
それが、本当の意味で「HPを活用する」という事になります。
現在の繁盛屋のHPで考えてみますと、会社の理念、事業内容、最近の仕事、掲示板などはありますが、あくまでも変化する「会社案内」という形です。
「こんな概要の会社です」
「こんな事業内容の会社です」
「こんな商品があります」
「こんな仕事をしました」
これは、「繁盛屋に興味を持ち、より理解してみよう」という方ならば良いと思います。
ですが、「これから仕事を頼みたい」、「こんな仕事をしたらいくらだろう?」という、お客様の要望には役立っておりません。
過去の仕事を見ても、「いくら掛かったのか?」という金額が出ている訳ではありませんし、印刷物にしても「料金がいくらか?」が出ている訳ではない。
なので、「色々な仕事をしているな」、「こんな仕事もしているんだ」と思って頂けても、その先の「では、自分の依頼する仕事は?」となると分からず、電話やメールで問合せをするしかない。
これでは、繁盛屋を知らずにHPを見てくれた方に対して、「とても失礼な話だ」という事に気付きました。(やっとで済みません^^;)
という事で今度、「会社案内のHP」だけではなく、「商品カタログのHP」も作る事に致しました。
載せる内容は、
・印刷物の料金
・看板の製作・取付の料金
・デザインの料金
・店舗工事の料金
・仕事の流れ
・標準納期
などです。
こういったものを載せる事で、繁盛屋を知らずに「ただアクセスした」という方にも有効なHPになると思いますし、ご存知の方にも、より「繁盛屋の仕事」をご理解頂ける様になると思います。
分かりやすく見やすい、良いものを作りますね^^

■[第516回] 通貨頼り −H17.7.22-(金)−

人民元が、ほんのちょっとだけ切り上げされましたね。
これがどういう事か簡単に言いますと、
今まで中国へ行けば「100円で700円分」の買い物が出来ました。
それが、切り上げられた事によって「100円で680円分」しか買い物が出来なくなったという様な話です。
ほんのちょっとの切り上げなので、あまり大した違いは無さそうですが(実際にこの程度の切り上げは意味は無いです)、これがもしもっと切り上げられて「1ドル=2元」になっていたとしたら、
中国へ行っても、100円で200円分しか買い物が出来なくなる。
という事です。
現在、中国は世界の工場と呼ばれている(らしい)です。
それは何故かと言いますと、「人件費が安いから」です。
では何故「人件費が安いのか」と言いますと、「元が安いから」です。
例えば、日本国内で言えば、一時間1000円で一人が働く。
しかし、中国に行けば100円が7倍の価値になりますので、7000円になり、「一時間1000円で7人が働く」となります。
当然、安い人件費で製作すれば売値も安く出来ます。
これが世界中というか先進国から、どんどんと工場が移転されている理由です。
なので、中国としてはいつまでも人民元を切り上げたくありません。
工場をどんどんと作ってもらえて、お金が入ってくる訳ですから。
そして、人民元が安ければ安いほど海外で商売すると儲かります。
国外で出した100円の利益が、国内に持ち帰ると700円になる訳です。
となると、華僑の力の強い中国ですので、これまた当然の様に人民元を切り上げたくない訳です。
ただしこの場合、輸入する際にとても外国製品が高くなります。
ですが、資源が豊富にあり、民度が低く、殆どの国民(中国と言われる地域に住む人)の生活レベルも低い国ですから輸入に頼らず生活しています。
なので、元が安ければ安いほどお得な訳です。
※中国は王朝国家ですので、「人民の幸せ」なんて追求しませんからね。
しかし、
「いつまでも中国だけに得をさせておいてなるものか!」
「輸入赤字を解消するぞ!」
「国内製品が売れなくて困る!」
という事で、アメリカが「人民元を切り上げなさい」と中国に申し付けていました。
ところが、「世界の中心は我が国だ」と中華思想に凝り固まった中国としては、「下々の申すことなど聞いておられぬ」と、あくまでも拒否しておりました。
ですが、すでに「世界の徳川幕府」の如きになったアメリカの意見を、真っ向からはねつけ続ける訳には行きません。
なので、アメリカが公に、あくまでも公には言っていない時期に、「ほんのちょっぴり」だけ人民元を切り上げて見せたのですね。
「別に切り上げる気がない訳じゃないんだよ。えへへ」
「とりあえず、聞く気があるのは分かってくれるでしょ?」
という様に。
これが今回の人民元の切り上げの話ですね。
さて、私のまったく好き勝手な意見ですが、出来れば「1ドル=1元」位にしてもらいたいです。
そうする事で、当然の様に日本国内に工場が戻ってきます。
※「安い」というメリットが無くなる訳ですから。
工場が戻ってくれば、日本の技術の流出も防げますし、反日教育がベースの国の「わがまま」を聞かなくても良くなります。
靖国神社に参拝しても、正々堂々と「それは内政干渉だ!」と大企業のトップも言えることでしょう。
何せ、聞いた話ですが、あの京セラの、あの京セラの稲盛和夫さんまで「靖国神社参拝は控えた方が良い」と言い出している始末ですからねえ・・・。
困ったものです。
という様に、政治のみならず、経済界まで中国の意向を窺う始末。
今までは、アメリカの言いなりになっていたところに、今度は中国の言いなりにもなりそうな勢いです。
※政治に関しては今に始まった話しではありませんが。
という事で、どんどんと人民元を切り上げてくれないですかねえ?
これは「日本人としての誇り」という話だけではなく、日本の経済として考えた時にも同じです。
現在の日本の社会、経済は間違いなく大ダメージを負いますが、国家100年の計で言えば良い結果になります。
ちなみに、この現在の中国の形は以前の日本と同じです。
日本が「世界の工場」と呼ばれた時代があったのですね。
その当時に1ドルいくらだったのか分かりませんが、私は360円位だった様な気がします。
今の120円と比べてみますと、日本人が海外旅行に行けば3倍の料金が掛かる訳ですが、輸出をすれば3倍儲かった訳です。
これが超経済大国、輸出大国と呼ばれ、貿易黒字で先進国から非難を浴びた理由です。
日本の一時代ですね。
そして、現在はと言えば「ちょっと円高過ぎない?」と言いたくなる様な、世界に対しての競争力を通貨だけでは持てない「円」となっています。
それと同様に、いつの日か中国の「元」も通貨だけでは商売の出来ない国になる事でしょう。
それがいつの日になるかは分かりません。
しかしその日は必ず来ますので、その時のためにも、日本は「通貨頼り」の商売をしなくても良い様にならなくてはなりません。
世界に対して適正価格で売れる良いものを作る。
そして、その得た利益で商品の原材料や食料を買う。
いつまでも「安い元」に頼っていると必ず痛い目に合います。
だからこそもう一度、「資源の無い国の日本」が、「如何にして世界に通用する国になるか?」を考えなくてはならないのです。

■[第517回] 良いHP −H17.7.25-(月)−

最初はただの状況報告ですので、プロバイダに興味の無い方は点線まで飛ばして下さい。
・・・・・・
本日、私の物ではありませんが、プライベートで新しくパソコンを購入し、インターネットに接続するための準備で、色々なプロバイダやプランを見ていました。
今まで散々「最大」という言葉に騙されていたので、今回は慎重です。
何と言っても「距離は関係ない」だの、「光はサクサク開く」と言っていたにも関わらず、最大100MBで実測は大抵20MB程度で、良くても「33MB」でしかありませんからね。
車の燃費もそうですが、何でこんなに表示されているものと違うのでしょうかねえ?
実測と言っても、現実とは大分違いますから。
さて、その地域の実測を調べてみましたら6MBが実測でした。
という事で、「それならば一番安い8MBで十分だからそれにしよう」と結論が出ました。
そこからプロバイダ選びです。
今回選んでいて思いましたが、分かりやすいHPはかなり有効です。
最初は「P社」のものにしようとしたのですが、申し込み方法がかなり面倒です。
入会するのにも手間が掛かり、入会してからも何をして、どうすれば、いつ頃インターネットが出来る様になるのか分からない。
しかも、料金も赤字と黒字があって、どっちが最終的に支払う額なのか分かりませんでした。
一応、入会はしたのですが「何だかこれで良いのかどうか不安だなあ」と思い、改めて違うプロバイダを探しました。
そして、いつもオークションやら検索やらで使っていて、以前は繁盛屋でも使っていた「Y社」のHPを見てみました。
これがですねえ・・・。
なかなか説明が分かりやすいです。
開通までもの手順が簡単に書いてあり、こちらが何をすれば良いのかよく分かる。
特典サービスも分かる。
料金も開通までの日数も出ている。
という事で、急遽「Y社」に乗り換えた次第です。
・・・・・・
今回、自分自身が詳しくない事をHPで調べていて思いましたが、やっぱりHPの作り方は本当に大事ですね。
基本的にHPは「知りたい」と思って調べます。
と言うことは、「現在は知らない」という事です。
では、その「知らない」・「知りたい」という人にどの様に伝えるか?
いくらページ数があろうが、いくらこと細かく書いてあろうが、見る側にとって「一番知りたいこと」が書いていなければ、その会社はせっかくHPを見てくれた人がいても、その後には繋がっていきません。
HPを見てくれた人のためにも、会社のHP、商品のHPはもっとお客様の目線に立ったものにしなくてはなりません。
それが、本当の意味で「HPを活用する」という事になります。
現在の繁盛屋のHPで考えてみますと、会社の理念、事業内容、最近の仕事、掲示板などはありますが、あくまでも変化する「会社案内」という形です。
「こんな概要の会社です」
「こんな事業内容の会社です」
「こんな商品があります」
「こんな仕事をしました」
これは、「繁盛屋に興味を持ち、より理解してみよう」という方ならば良いと思います。
ですが、「これから仕事を頼みたい」、「こんな仕事をしたらいくらだろう?」という、お客様の要望には役立っておりません。
過去の仕事を見ても、「いくら掛かったのか?」という金額が出ている訳ではありませんし、印刷物にしても「料金がいくらか?」が出ている訳ではない。
なので、「色々な仕事をしているな」、「こんな仕事もしているんだ」と思って頂けても、その先の「では、自分の依頼する仕事は?」となると分からず、電話やメールで問合せをするしかない。
これでは、繁盛屋を知らずにHPを見てくれた方に対して、「とても失礼な話だ」という事に気付きました。(やっとで済みません^^;)
という事で今度、「会社案内のHP」だけではなく、「商品カタログのHP」も作る事に致しました。
載せる内容は、
・印刷物の料金
・看板の製作・取付の料金
・デザインの料金
・店舗工事の料金
・仕事の流れ
・標準納期
などです。
こういったものを載せる事で、繁盛屋を知らずに「ただアクセスした」という方にも有効なHPになると思いますし、ご存知の方にも、より「繁盛屋の仕事」をご理解頂ける様になると思います。
分かりやすく見やすい、良いものを作りますね^^

■[第516回] 通貨頼り −H17.7.22-(金)−

人民元が、ほんのちょっとだけ切り上げされましたね。
これがどういう事か簡単に言いますと、
今まで中国へ行けば「100円で700円分」の買い物が出来ました。
それが、切り上げられた事によって「100円で680円分」しか買い物が出来なくなったという様な話です。
ほんのちょっとの切り上げなので、あまり大した違いは無さそうですが(実際にこの程度の切り上げは意味は無いです)、これがもしもっと切り上げられて「1ドル=2元」になっていたとしたら、
中国へ行っても、100円で200円分しか買い物が出来なくなる。
という事です。
現在、中国は世界の工場と呼ばれている(らしい)です。
それは何故かと言いますと、「人件費が安いから」です。
では何故「人件費が安いのか」と言いますと、「元が安いから」です。
例えば、日本国内で言えば、一時間1000円で一人が働く。
しかし、中国に行けば100円が7倍の価値になりますので、7000円になり、「一時間1000円で7人が働く」となります。
当然、安い人件費で製作すれば売値も安く出来ます。
これが世界中というか先進国から、どんどんと工場が移転されている理由です。
なので、中国としてはいつまでも人民元を切り上げたくありません。
工場をどんどんと作ってもらえて、お金が入ってくる訳ですから。
そして、人民元が安ければ安いほど海外で商売すると儲かります。
国外で出した100円の利益が、国内に持ち帰ると700円になる訳です。
となると、華僑の力の強い中国ですので、これまた当然の様に人民元を切り上げたくない訳です。
ただしこの場合、輸入する際にとても外国製品が高くなります。
ですが、資源が豊富にあり、民度が低く、殆どの国民(中国と言われる地域に住む人)の生活レベルも低い国ですから輸入に頼らず生活しています。
なので、元が安ければ安いほどお得な訳です。
※中国は王朝国家ですので、「人民の幸せ」なんて追求しませんからね。
しかし、
「いつまでも中国だけに得をさせておいてなるものか!」
「輸入赤字を解消するぞ!」
「国内製品が売れなくて困る!」
という事で、アメリカが「人民元を切り上げなさい」と中国に申し付けていました。
ところが、「世界の中心は我が国だ」と中華思想に凝り固まった中国としては、「下々の申すことなど聞いておられぬ」と、あくまでも拒否しておりました。
ですが、すでに「世界の徳川幕府」の如きになったアメリカの意見を、真っ向からはねつけ続ける訳には行きません。
なので、アメリカが公に、あくまでも公には言っていない時期に、「ほんのちょっぴり」だけ人民元を切り上げて見せたのですね。
「別に切り上げる気がない訳じゃないんだよ。えへへ」
「とりあえず、聞く気があるのは分かってくれるでしょ?」
という様に。
これが今回の人民元の切り上げの話ですね。
さて、私のまったく好き勝手な意見ですが、出来れば「1ドル=1元」位にしてもらいたいです。
そうする事で、当然の様に日本国内に工場が戻ってきます。
※「安い」というメリットが無くなる訳ですから。
工場が戻ってくれば、日本の技術の流出も防げますし、反日教育がベースの国の「わがまま」を聞かなくても良くなります。
靖国神社に参拝しても、正々堂々と「それは内政干渉だ!」と大企業のトップも言えることでしょう。
何せ、聞いた話ですが、あの京セラの、あの京セラの稲盛和夫さんまで「靖国神社参拝は控えた方が良い」と言い出している始末ですからねえ・・・。
困ったものです。
という様に、政治のみならず、経済界まで中国の意向を窺う始末。
今までは、アメリカの言いなりになっていたところに、今度は中国の言いなりにもなりそうな勢いです。
※政治に関しては今に始まった話しではありませんが。
という事で、どんどんと人民元を切り上げてくれないですかねえ?
これは「日本人としての誇り」という話だけではなく、日本の経済として考えた時にも同じです。
現在の日本の社会、経済は間違いなく大ダメージを負いますが、国家100年の計で言えば良い結果になります。
ちなみに、この現在の中国の形は以前の日本と同じです。
日本が「世界の工場」と呼ばれた時代があったのですね。
その当時に1ドルいくらだったのか分かりませんが、私は360円位だった様な気がします。
今の120円と比べてみますと、日本人が海外旅行に行けば3倍の料金が掛かる訳ですが、輸出をすれば3倍儲かった訳です。
これが超経済大国、輸出大国と呼ばれ、貿易黒字で先進国から非難を浴びた理由です。
日本の一時代ですね。
そして、現在はと言えば「ちょっと円高過ぎない?」と言いたくなる様な、世界に対しての競争力を通貨だけでは持てない「円」となっています。
それと同様に、いつの日か中国の「元」も通貨だけでは商売の出来ない国になる事でしょう。
それがいつの日になるかは分かりません。
しかしその日は必ず来ますので、その時のためにも、日本は「通貨頼り」の商売をしなくても良い様にならなくてはなりません。
世界に対して適正価格で売れる良いものを作る。
そして、その得た利益で商品の原材料や食料を買う。
いつまでも「安い元」に頼っていると必ず痛い目に合います。
だからこそもう一度、「資源の無い国の日本」が、「如何にして世界に通用する国になるか?」を考えなくてはならないのです。

■[第515回] 居酒屋と子供 −H17.7.21-(木)−

実は今週に入ってから、書きたい事があるものの、諸事情により書く訳には行かないため、日記を書くのがなかなか難しかったです。^^;
まだ書く訳には行かないので、しばらく時が過ぎるのを待ってから書きたいと思います。
本当に色々と考えさせられた週でした。
※ちなみに仕事の話でも、家庭の話でも無く、生き方・考え方の話です。
さて、全席禁煙居酒屋が出来ました。
食事をする際に煙が漂ってくると、愛煙家として名高く、いつものタバコ屋さんに行くと、タバコを買っていないのにオロナミンCをプレゼントされる程の親交のある私ですら、ちょっと嫌な気持ちになります。
なので、まあ料理の味を追求した「全席禁煙居酒屋」がこの世の中にあっても、まったくおかしくはありません。
しかし、しかしですねえ・・・。
噂によると「禁煙なので子供も安心して連れて行ける」と言っていた人がいたとの事。
私は「居酒屋に子供を連れてくる気になる」というのならば、断固として全席禁煙居酒屋に反対いたします。
居酒屋は大人の場所ですので、子供を連れて行ってはいけません。
そして、子供がちょろちょろと居て良い場所ではありません。
禁煙であろうが、ファミリーと名が付こうが、料理が美味しかろうが、居酒屋は「教育上、良くない場所」ですからね。
確かに親と言っても人間です。
どうしても飲みたい。食事もしたい。
それに、友達も一緒で飲まずには帰れない雰囲気。
そして、子供も美味しく食べられる料理がある。
しかも、そこの唐揚げは絶品だ。
しかしそんな時でも、親は子供の教育のために我慢しなくてはならないのです。
親が子供に一番教えなくてはならない事は「我慢」です。
その「我慢」を親がせずに、居酒屋に連れて行ってしまう。
これはもうただの「体の大きな子供」や、「子供の事を考えていない親」と一緒です。
話は逸れますが、私は子供に3つの約束をさせています。
(守られているかどうかは別ですよ)
1,「嘘をつかない」
2,「頑張る」
3,「我慢する」
これを四歳の頃に約束させました。
そして、その後も忘れぬ様に、時たま「3つの約束覚えているか?」と聞いて答えさせています。
なので今でも、ちゃんと答えます。
この3つを言うのは簡単ですが、実行するのはとても大変です。
お釈迦さまですら、「嘘も方便」とうまい言い回しで言うほどですし、武士の鑑である「山岡鉄舟」ですら、「嘘をつかない」という一つを心に決め、守るのにとても苦労しましたから。
なので、それを子供がそう簡単に守れるとは思っていません。
しかし、その言葉を覚えておくことで、きっと何も言わないよりは「嘘をつかず」、「頑張り」、「我慢する」事でしょう。
そういった切っ掛けを作って行くのが親の役目だと思います。
※これは「躾」とは別の話ですよ。
さて話は戻りまして、生きていく上で「我慢」はとても大事です。
その我慢を、親にしにくくさせるのが「全席禁煙居酒屋」だとしたら駄目ですね。
それならば、もう逆に、店内に入ると罵声が飛び交い、タバコの煙がモクモクとし、怪しい臭いのする、トイレに入りたくなくなる様な居酒屋で居てほしいものです。
居酒屋は「子供の教育上良くない」というのが分かりやすいですからね。
という事で、確かに居酒屋に連れて行く親御さんの子供かも知れません。
しかし大事な日本の子供達でもあります。
なので、日本人として堂々と言わせて頂きます。
居酒屋に子供を連れて行かないで下さいね。
どうかお願いします。

■[第514回] 社風が大事 −H17.7.20-(水)−

世の中には「提案営業」と「商品営業」があります。
「提案営業」は、お客様と打合せをし、協力して良いものを作って行くという営業です。
「商品営業」は、すでに出来上がった商品を販売する営業です。
この場合、簡単なのは考えなくても分かりますが「商品営業」です。
すでに商品がありますので、それを気に入ってくれたお客様に販売すれば良い。
知識もその商品に関してや、そのバリエーションの知識だけあれば良い。
また、商品営業の場合は営業マンの役割が「ただの連絡係」でも良い。
それに対して、「提案営業」はなかなか難しいです。
現在、目の前に無い商品を作るので、事前にしっかりとした打合せが必要。
商品知識だけではなく、提案出来る能力が必要。
提案営業において、「お客様の話だけを聞く」という営業は「顔の無い営業マン」という事で、に「提案する営業マン」や「もっと料金の安い会社」があれば、すぐにそちらへ乗り換えられてしまいます。
さて、現在の繁盛屋はこの難しい「提案営業」が主です。
店舗にしても、看板にしても、印刷物にしても、まったく同じものというのはありません。
すべてお客様と打合せをさせて頂き、その上で商品の製作に取り掛かります。
なので、「営業マンが一人前になる」というのがなかなか難しいです。
本日もお客様との打合せをした帰りに、「そろそろ一人で出来る?」と新人営業マンに聞いてみました。
その返答は「お客様の話を聞くだけなら出来ますが、提案となると難しいですね」でした。
それを聞いて「では、どうやったら提案出来る様になるのだろうか?」と考えてみました。
提案するためには、
知識が無くてはならない。
真剣にお客様の事を考えなくてはならない。
お客様の要望をしっかりと掴まなくてはならない。
うーん・・・難しいですねえ・・・。^^;
以前も書きましたが、「知識」は仕事をしていればそのうち誰でも身につきます。
しかし「お客様を思う」というのは、どの様に教えて行けば良いのか?
これはやはり、先輩社員がその姿を見せて行かなくてはなりません。
そして、会社全体がその思いで動き、社風を作り出さなくてはなりません。
その「社風」もトップがしっかりとしていなければ、決して生まれません。
という事で本日は、「良い社風を作れるトップになる」というのが、社員を少しでも早く一人前にするためには必要だと思った次第です。
トップの責任は重大です・・・。
とりあえず、責任をしっかりと果たして行き、繁盛屋に「提案営業の出来る社員」を100人作ることを目指しましょう。そうしましょう。

■[第513回] 見る前に飛べ −H17.7.19-(火)−

「見る前に飛べ」
という言葉があります。
私は「考えている暇があったらまず動く。そして動きながら考える」というのが好きですし、人生のほとんどをその様にして生きてきました。
しかし、これが最近歳を取ったからなのか、守らなくてはならないものが増えたからなのか、「そういう意味ではないな」と分かる様になってきました。
この「見る前に飛べ」の意味ですが、
「見る暇があったら飛べ」でも、
「見ない様にして飛べ」でもありません。
この場合、「ただ何でも良いから飛べ」という事ではなく、「どこに飛ぶか決めてある」という事が前提にあった上で、
「見ると不安になる」
「不安になると飛べなくなる」
だから、「見る前に飛べ」なんですよね。
自分で考えて「なるほどなあ」と思った言葉でした。^^;
という事で、そろそろ飛びますね。
※それに、飛んだ後でも「どこに下りるか?」は決められますからね。
と言うよりも、これは「飛んだ後」じゃないと決められないのかも知れません。

■[第512回] 賞 与 −H17.7.15-(金)−

本日は繁盛屋の賞与デーです。
まあ「賞与」というよりも「金一封」または「お小遣い」、「お駄賃」、「足代」、「お釣り」、「お年玉はがきで当たった切手シート」みたいなものなのですが・・・。
さて賞与といえば、私は人生において賞与とはとても縁が浅いです。
子供の時に同級生が「ボーナス小遣いをもらった!」と言っているのを聞いて、母親に「自分にもちょうだい!」と帰ってからねだりました。
すると、「うちにはボーナスが無いからお小遣いはあげません!」とピシャリ!と言われた覚えがあります。
そして社会人になってから、結局6年半の勤め人の時に5〜6回もらった程度です。
なので、未だにボーナスというものが、「生活上においてどういうものなのか?」、「どういう使い方をするのか?」、「どうやったら支給してもらえるのか?」というのが、いま一つピンと来ていません。
ただ、社員の期待して輝いている目を見るかぎりでは、かなり素晴らしいものなのでしょう・・・。
すみません。
本当に微々たるものしか出せず・・・。
お父ちゃんも頑張るから今しばらくは我慢しておくれよ・・・。
さて、賞与でもう一つ疑問があります。
賞与で「所得税」が引かれるのは分かります。
所得があった訳ですから、それに対して税金が掛かるという事ですからね。
よく意味が分からないのが、「厚生年金」と「雇用保険料」と「健康保険料」です。
あのー・・・。
ボーナスの無い会社ってありますよね?
年俸制の会社とか、業績が不振で出せないとか。
こういう会社からは、ボーナス支給時における「年金代」も「保険代」も引かれない訳です。
まあ、もしかしたら「年金」については、多く納めておけば後から、より多く貰える様になると言う事なのかも知れないので、何とか納得できます。
※実際は年金制度は崩壊していますし、年金を公僕がバンバン無駄遣いしているので、いくら納めたところで戻ってくるとは限らないですけど・・・。
「雇用保険料」もまあ、会社が倒産したり、転職したりした際にボーナス時に支払っていると、より多く貰えるのかも知れませんので良いでしょう。
では、「健康保険料」です。
これは何なのでしょう?
こっそりと、さりげなく、さも当たり前の様に差し引いております。
ボーナス分も支払うと、病院に行くと「より良く診察してもらえる」のでしょうか?
それとも高額な薬が「何割引」とかで買えたりしちゃうのでしょうか?
手術する時には、普通より一ランク上の医者が手刀してくれたりするのでしょうか?
まあ、分かりますよ。
保険料だって税金でしかない。
「健康保険料」と名を付けてはいるものの、実際は税金みたいなもので、その保険料を支払う人のためではなく、病気や怪我をした人の「高額な治療費」を支払うための「助け合いの精神だ」と言う事を。
しかしですねえ、本来は「貰えるか貰えないか分からないもの」が賞与です。
税の公正さを考えますと、ちょっとおかしくないですか?
まあ、「貰えたのだから社会のために納めろ」という事なのでしょうね。
そう言えば、会社で社会保険に入っておらず、国民健康保険に加入している人も、ボーナスが出たら支払うのでしょうかね?
まあ、何にせよ賞与くらいは差し引かないで欲しいものですね。
ただでさえ少ない額が、もっと少なくなってしまいますから・・・。
うん!
こんな事を言っていても仕方が無いので、とりあえず、差し引かれても満面の笑みを浮かべられる様な賞与が出せる様に頑張ります!
社員諸君も頑張りましょ−!!
そして笑顔を掴むのは君達です。
やるぞー!おー!

■[第511回] 土方歳三 −H17.7.14-(木)−

皆様は土方歳三をご存知でしょうか?
そうです。
聖徳太子の時代の人です。
または、大正時代の小説家の名前です。
上記は、「土方歳三の名前は知っているが、何をした人か知らない」という社員に私がついた嘘です。
ちょっとだけ信じていました。
では、皆様は坂本竜馬をご存知でしょうか?
そうです。
徳川家康の武将の一人です。
これはさすがにみんなが、「ペリーの時代ですよね」と言っていました。
しかし、「薩摩藩の志士です」と言ったところ、素直に信じていました。
では、堀部安兵衛をご存知でしょうか?
これは、「自分の身近に親戚の人がいる」という社員がいたのでばれてしまいました。
しかし、その他は「分からない」と言っていました。
たった今、「高杉晋作って知ってます?」と聞いてみました。
「歌手ですよ」と言ったらさすがに信じませんでした。
「藤原道長と藤原喜明。さて強いのはどっち?」と聞いてみました。
誰も答えられませんでした。
答えはもちろん「間接技の鬼である藤原組長」です。
その後も、色々と質問を投げかけてからかってみました。
念のため「日本とアメリカが戦争したのを知っている?」と聞いてみました。
これはみんな知っていました。
日本が負けたことも知っていました。
続けて、「日本とロシアが戦争したのを知っている?」と続けて聞いてみました。
知りませんでした・・・。
そして、「どっちが勝ったか知っている?」と聞いてみました。
「ロシアですか?」と言われました。
びっくりしました。
「日本が勝ちました」と言ったところ、「えー!日本ってスゴイ!」と喜んでくれました。
※今年は「日露戦争勝利100周年」なのに・・・。
最後におそるおそる、「日本と昔の中国の清が戦争したの知っている?」と聞いてみました。
誰も知りませんでした。
しかも大東亜戦争(太平洋戦争)と勘違いしていました。
ちなみに、ご存知の無い方にお話ししておきますと、日本はいまだかって戦争に負けたことは一度しかありません。
橋本真也の爆勝宣言のよく似合う国です。
私は関白宣言のよく似合う男です。(失礼)
という事で、本日は日本人の(社員の?)歴史に対する知識の無さを痛感した次第です。
次の社員教育には歴史を教えなくてはならないですね・・・。
日本人なのに日本の歴史を知らない。
これでは立派な日本人にはなれません。
日本には素晴らしい歴史があります。
日本の歴史を知れば、今よりもっと国に誇りが持てます。
知らないなんて可哀相です。
せめて、日本の学校は最低限の「日本の誇りある歴史」を教えてから、社会に出すべきだと思います。
何をやってるんだか・・・。
ところで、皆様は「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」を知っていますか?
「足利幕府」と「徳川幕府」のどちらの代の方が多いか分かりますか?

■[第510回] 甘え上手 −H17.7.13-(水)−

ご報告です。
昨日の談合話で、「くじ引きでどうでしょう?」と世にも稀な、世界初の、スペシャルな提案だと思ったのですが、実際にすでにくじ引きしているらしいです。orz
「やるな官公庁!」という感じですね。
この話は私の知人から先ほどメールで教えてもらったのですが、近頃の大企業は談合しないらしいです。
「今どき談合なんて。へっ!」という感じらしいです。
ただ、日経に大手建設会社の社長が「談合を撲滅しよう!」と熱く語っていたそうなので、実際はやっぱり談合しているんでしょうね。
おそらく、「上は知っていても下が知らないことなーんだ?」というナゾナゾみたいなものなのでしょう。
さて、昨晩社員にこんな話をしました。
今朝の朝礼でも話したのですが、今後の繁盛屋の新入社員のためにも書いておきます。
「全部自分で仕事をしようとする」
これは会社にとっても、その本人にとっても良いことではありません。
「人に頼む」
という事は、仕事をする上でとても大事なことです。
よくある話で、
上役に昇進した社員が、部下を持った。
しかし、「部下には任せておけない」、「自分でやったほうが早い」と、上役になった事で増えた仕事量をすべて自分でやろとした。
そして、その社員を上役にした上司がそれを見て、「あーこの人は上役になる器ではなかったんだな」と思い、次の人事でまた「ただの社員」に戻したそうです。
「自分の仕事だけをしたい」、「すべて自分でしたい」、「人を使う仕事が苦手(下手)」という人はいます。
大体こういう人は、芸術家風な人であったり(風ですよ)、トップ営業マンだったりします。
しかし、良い上司にはなれませんし、売上げでしか会社に貢献出来ません。
※「トップセールスマン=良い上司ではない」という例は多いですからね。
「それが目標だ」というならば話は別ですが、そうではないならば、まず「人に頼る(人を使う)」という事が出来なくてはなりません。
確かに、「人を使う」というのは大変です。
※山本五十六だって、悩んだからこそ「格言」を残したのですから。
そして、「人に頼る」というのは難しいです。
自分がやるならば、説明をしなくても良い。
自分がやるならば、思い通りに出来る。
自分がやるならば、失敗しても責任を負える。
自分がやるならば、人に気を使わずに済む。
これは、ただ単に「自分の都合で仕事をしている」という事です。
会社は一人ではありません。
一人ではなく、みんなで仕事をやるからこそ会社です。
それが「会社」の良いところでもあると思います。
「社内の人を使わない、人を頼らない」というのであれば、それはただの個人事業主みたいなものですからね。
という事でどんどんと、繁盛屋の社員は部下のうちに「人を使う」、「人に頼る」をして行って欲しいと思います。
※ただし、自立する意識が無く、「人を使う」、「人に頼る」という様な人は論外ですよ。
最後に、
「甘え上手は出世する」という言葉がありますが、あれは「お世辞が上手だ」とか、「媚を売っている」という意味ではなく、「人を使うのが上手だ」ということなのでしょう。
それに、「頼られて嫌な気持ちになる」なんていう人はいないと思いますからね。

■[第509回] くじ引きでどうでしょう? −H17.7.12-(火)−

道路公団が談合していたらしいですね。
理事やら何やらが逮捕されたとの事です。
そして、先日?新潟市でも「談合していた」との事で、市役所の職員やら、建設会社やらが罰を受けていたとか、罰を申し渡されたのに拒否した、という様な話を聞きました。
ところで、「談合していない」なんて事は誰も思っていないですよね?
談合せずに入札する事もあるのでしょうが、でも大きな仕事はまず「談合」してますよね。
ねえ?
さて、その「談合している」というのはとりあえずおいて置きまして、「談合」というのはどういうものなのか考えてみます。
まず、「談合」の何が悪いのか?
これはおそらく、国民の税金を特定の業者に渡していた。
しかも適正価格よりも高い価格で。
真面目にコツコツと働き、税金を納めている一般市民としてはけしからん話です。
その上、公務員がその談合会社から接待されたり、天下りしている。
「国民の税金はあなた達のためにあるのではない!」と声を大にして言いたくなります。
しかしながら、では果たして「もし談合が無かったら?」と考えてみます。
毎回、真面目な入札をする。
ちょっと考えてみますと分かるかと思うのですが、おそらくこの正規の入札をした場合に落札する業者は決まっています。
2〜3社はあるのかも知れませんが、ほとんどこの業者達で独占されてしまうのではないでしょうか?
当然、「安くても利益が少なくても良い」という戦いでは、大企業には敵いません。
という事は、もしかしたら毎回、同じ業者が落札していてもおかしくありません。
※すみません。私は談合?入札のルールをまったく知らずに書いているのですが、もしかしたら「前回落札した業者は次回の入札に参加できない」とかいうルールはあるのですかねえ?
以前、繁盛屋を始めた頃に営業に行った、印刷物を大量に印刷する大企業でこんな話をされました。
「うちは印刷物はどこの業者と決めていない」
「三ヶ月に一度、入札させて、その中で一番安い業者に決めている」
「なので、あなたの会社でも入札に参加する事は出来ますよ」
「ただ、ほとんど毎回の様に○○(超大手印刷会社)さんが落札しています」
「たまに、××(これまた、超大手印刷会社)さんも入札しますが、でも××さんでも落札するのは厳しいみたいですよ」
「何せ、○○さんのところには、うちの印刷物を落札して、やるための課がある位ですからね」
「まあ、とりあえず出すのは問題ないので出して下さい」
その後に、何とか出すだけ出してみようと思い、見積りを出す準備をしていたのですが、時間の問題や人的な面で「どうやら無理だな」と思い、結局一度も入札に参加していません。
その話があった際に思ったのですが、「まったく同じ商品で、安くだけを焦点に勝負したら大企業に勝てる訳が無い」と改めて思いました。
何せ、大企業の強みは豊富な資金力をバックにした「薄利多売」ですから。
しかも、中小企業の得意な機動性も、大企業に課まで作られた日には敵いません。
という事で、談合について考えてみますと、本当にまともな勝負をしたら、全部大企業がもって行っちゃうのではないでしょうか?
中小企業にも落札の順番が回ってくる「談合」だとしたら・・・。
ある意味では、より平等のような気もしないでもない。
ところがですね、実際にこの「談合」には、中小企業は入れてもらえません。
今回の道路公団の談合でも、「古参メーカー」と「後発メーカー」というものがあったみたいですが、やはり大企業です。
まあ入札は「丸投げ禁止」が原則なので、「自社で多少は仕事が出来る」という事を考えますと、大きな工事では中小企業では落札は出来ないのかも知れません。
しかし、ここら辺も実際はほとんど丸投げですよね。(おそらく)
とにかく、本当に入札という制度自体が公正なものなのかどうか?という事ですね。
「国民が真面目にコツコツ働いて納めた税金だから、少しでも安くする事で、より色々な事を国民に還元出来るようにする」
その心意気や良し!です。
しかしながら、実際は入札価格を教えて、特定の業者にだけ仕事が回るようにしている。
これは駄目です。
談合も駄目。
入札も駄目。(これは私の勝手な考えです)
とした場合、ではどうすれば良いのか?
簡単な話です。
最初から落札価格(その仕事における予算)を決めて、それを公表する。
そして、「その予算でやる!」という業者に、申し込みをしてもらう。
申し込みのあった業者を、あみだでも、ガラポンでも何でも良いのでクジで決める。
また、不手際があった際に備えて、クジで補欠も決めておく。
そして、仕事に不手際があった業者は次回はペナルティーとして外す。
こんな風に、すべての入札をしてみたらどうでしょうかね?
まあ、中には強運を持つ会社があって、何度も立て続けに落札するかもしれない。
そのため、一度受注した業者は、その後にしばらく申し込みできないとするとか。
こうすれば、何だか今更という様な、「談合による逮捕」だの、「不正入札」だので騒がなくて良くなるのではないでしょうか?
民間企業の入札は、別に税金で支払う訳ではないので、「とにかく安く」で良いと思います。
平等なんていう精神も、規制も一切関係ありませんから。
※ただし、窓口の課長が賄賂をもらうとかは駄目ですよ。
と、「そんな風になったら良いのにな」と談合話を聞いて思った本日でした。
ところで、実は私が知らないだけで、本当は「くじ引き入札制度」みたいなのはあったりしないのですかね?
いや、もしかしたらすでにすべての入札がそうなっていて、くじ引きの「当たり」を誰にするのかという談合をしていたというのが問題になっていたりして・・・。
だとしたら、ちょっとこんな日記を書いて恥ずかしいです。
どなたか本当の「入札制度」や「談合」について、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい。^^;
【追伸】
それにしても、官公庁も「公正に税金を使わなくてはならない」という分だけ大変ですね。
やっぱり「使える税金も少なくする」とするために、小さな政府にしたらどうでしょうかね?
「政治家も、公務員の数も少なく」、「税金も安く」。
郵政民営化の様に、「民の方が官より優秀だ」と言っているのですから、どんどん省庁の権限を民に移譲して行けば良いのに。

■[第508回] 児玉源太郎 −H17.7.11-(月)−

先週末は社員一同、大酔っ払いで歓迎会を終了することが出来ました。
また、すぐに開ける様に頑張ります。
さて、いつまでも酔っ払っている訳には行きません。
歓迎会の最中もじっくりと?考えていたのですが、土曜日・日曜日と「今後の繁盛屋」について考えておりました。
どうやったら、より繁盛屋になれるのか?
どうやったら、繁盛屋の目標へ近づいて行けるのか?
どうやったら、しっかりと成長し続けられる企業になれるのか?
どうやったら、地道にしかし大胆に事業展開が図れるのか?
どうやったら・・・???
などなどです。
なかなか頭も胃も痛くなる課題です。
考えすぎて、ちょっと気持ち悪くなっていますから・・・。
実は方法は分かっています。
ただ、それをするための条件を、どの様にしてクリアーして行くのか?が難しいです。
それは理論的にも、物理的にもですね。
まあ、「難しいから」と言って今の状況に甘んじている訳には行きません。
「人生とは事を成すにあり」
簡単に出来る事しかしないのであれば、それはつまらない人生になってしまうでしょう。
きっと、二年後には本日の日記を読み返して、「あー。そう言えばあの時は悩んでたなあ」、「でもあの時に悩んだから今があるんだよな」と思うことでしょう。そうでしょう。そうでしょう。そうでしょう?
(で、実際にどうですか?二年後に読んでいるあなたから見て?^^;)
しかし、こんな事を書くと、「おいおい!お前の頭はおかしいよ・・・」と思われるかも知れませんが、私の中では繁盛屋の歴史(過去と未来)から見て、「あの時期があったからこうなれた」と思える悩みだと思います。
今の時期が繁盛屋の歴史にとって大事なポイントです。
さて、本日も悩みに悩んで、心配に心配を重ねて、色々と様々な事を深く考えてみます。
先ほど、方法と言いましたが、「目的のための戦略は決まっている」という事です。
しかしそのための「戦術をどうするか?」で悩んでいます。
まるで、日露戦争に勝利するために考え抜いた「児玉源太郎」の気分です。(ちょっと大袈裟過ぎて失礼ですけどね^^;)
うー難しい・・・。
※すみません。読まれてもきっと、「さっぱり訳の分からない」という日記を書いてしまいました。本日のみにしますので何卒ご容赦下さい。
・・・・・・
それと、繁盛日記とはまったく関係の無い話なのですが、プロレスラーの橋本真也さんが亡くなられました。
その記事を見た時には、ついつい「うおっ!」と声が漏れてしまいました。
ファンという訳ではありませんでしたが、あまりにも早すぎる死を大変残念に思います。
橋本真也さんのご冥福をお祈り申し上げます。

■[第507回] 歓迎会です −H17.7.8-(金)−

本日は新入社員の歓迎会を開く予定です。
なので、いつもより随分と早くこの繁盛日記を書いております。
何だか不思議な感じですが、まあ良いでしょう。
さて、入社して一ヵ月後に歓迎会というのは早いのでしょうか?
それとも遅いのでしょうか?
普通なのでしょうか?
私が以前勤めていた会社で考えてみますと、最初の会社では歓迎会なんぞというものは開かれませんでした。
そして、次の会社では確か、入社して4〜5ヵ月後に何かの会合のついでに開かれた様な気がします。
何せ、4〜5ヶ月後に開かれた会社というのは、大抵が3日持たずに社員が辞めていく会社でしたからね。
一ヶ月や二ヶ月、三ヶ月くらい居たからといって、続くかどうか分からなかったのでしょう。
繁盛屋も何故か(?)定着率が悪いです。
これはその会社と同様で、「仕事内容が厳しい」というよりも、「精神的に厳しい」という事だと思います。
他の会社がどんななのか分かりませんが、おそらく新入社員の考えとしては、
仕事とプライベートがピシッと一線が引かれていたり、
言われた事をやれば良いだけだったり、
頭は使うものの考える必要がなかったり、
気楽に仕事が出来たり、
自分のやりたい事だけを一所懸命にやれば良かったり、
と、楽に考えていたのでしょう。
世の中には当然そういう会社もあると思います。
あってこその世の中ですからね。
しかし繁盛屋は違います。
どんどんと「人生」にまで踏み込みます。
何と言われようとも、それが繁盛屋の社風ですから。
なので、社員が入る度に「辞めるなら一日も早く辞めてね」と言っています。
「合わない」と思った人には、その人に合った職場があると思いますから、嫌な職場に長くいても、その人にとっても、会社にとっても良い話ではありませんからね。
という事で、本日は「嫌です!何と言われても辞めません!」という社員がまた一人増えたと言うことで、目出度い歓迎会をしてきます。^^
※でも、もしかしたら、そろそろ繁盛屋も「普通の会社」に近付いてきたので、それも定着率が高くなった理由の一つかもしれませんね。
何せそれまでは、山賊の集団みたいなものでしたから。
普通の人はそりゃすぐに逃げ出しますよねえ・・・。
では、気持ちの良いお酒を飲んできます!^^

■[第506回] 決戦は金曜日 −H17.7.7-(木)−

先週、「HPを見た」と言ってお客様より問い合わせのお電話を頂きました。
そして、施工営業マンと新人営業マンに、お客様のところへお伺いさせて頂いたのですが、しばらくしてから、その社員達が大興奮で帰ってきました。
と言うのも、ちょっとした看板の修理や取付の見積り依頼だと思ってお伺いしたところ、これがまたかなり大きなお仕事だったんですね。
既にいくつかの看板業者から、見積りやデザインが提出済み。
その中には、名の知れた、おそらく新潟で一番大きい看板屋であろう会社の名前も・・・。
そこに繁盛屋も加えて頂くという事でした。
何故わざわざHPで調べてまで看板業者を探されたのか分かりませんが、何にせよ繁盛屋としては声を掛けて頂いたというだけで大チャンスであり、大ラッキーです。
という事で、その日は夕方に全社員で「何としても施工させて頂くぞ!」とミーティングをしました。
どの様な流れで仕事をするか?
デザインをどうするか?
見積書をどうするか?
その後も、何度もみんなで「このデザインがどうだ」、「ここをこうしたらどうだろう?」、「ここの材料は高級感を出すためにこれにしよう」と打ち合わせをしてきました。
その結果、繁盛屋として恥ずかしくない、全力を注いだデザインと見積書がを作ることが出来ました。
そして、遂に明日が提出日です。
普段は使った事のない「見積書のケース」に入れ提出して参ります。
うーん・・・ドキドキしますねえ。^^;
もし、受注することが出来ましたら、またしばらくしてから「繁盛屋の大仕事」に追加させて頂きます。
いつまで経っても更新されなかったら、「あぁ流れたんだな・・・」と思って下さい。^^;
それにしても、こういう大きな仕事で「合い見積り」や「デザインを競わせる」というのは初めてですが、一発勝負の緊張感はなかなかのものですね。
これが、既にお付き合い頂いているお客様であれば、「もう少しデザインをこんな風に」ですとか、「金額はこの位に抑えて」ですとか、色々と打ち合わせをさせて頂きながら決めて行けるのですが、今回はそういう訳には行きません。
もしかしたら、「もう決めている業者があるけれども、とりあえずもう一社くらいから見積りとデザインでも提出させてみようかな?」という、軽いお気持ちだったのかも知れませんし、出ているデザインに今ひとつ納得が行かず、「どこか良いところはないだろうか?」と思われたのかも知れません。
何にせよ、もし流れたとしても繁盛屋にとっては良い経験になると思います。
全社員で一つの仕事に取り組む。
一発勝負という仕事を経験をする。
なので、今回経験する事で、次に「一発勝負」の機会があったとしたら、より良い提案が出来るようになるのではないかと思います。
さてさて、どうなる事やら・・・。
やるべき事はやりましたので、後は運を天に任せるだけです。^^
※たった今知ったのですが、何やらロンドンが大変な事になっていますね。
被害に会われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

■[第505回] 三倍の努力(其のA) −H17.7.6-(水)−

昨日、「三倍の努力」を書いてから何だか気になり、本日の移動中も色々と考えていました。
簡単に「考えを深く」と書いて例まで書いたのですが、果たしてあれで伝わるだろうか?
「深く考える」という事が、言葉としては何となく分かるものの、しかしでは実際にどういう事だろうか?
などですね。
とりあえずそれで、思いついた言葉を書いてみます。
1,「現実的に、具体的に物事を考える」
2,「広い視野から物事を考える」
3,「長期的視野から物事を考える」
1,「現実的に、具体的に物事を考える」
自分の都合で物事を判断するのではなく、実際にそれが現実問題としてどの様になっているか?
自分自身がどの様に捉えているのか?
という事を考える。
2,「広い視野から物事を考える」
自分自身の目線ではなく、それが社会的にどういう位置付けなのか?
他人から見た場合どの様に捉えられるか?
と多角的に考える。
3,「長期的視野から物事を考える」
今いる立場、現代から見るだけではなく、その物事が過去はどの様に捉えられていたか?
そして、未来においての位置付けはどの様になっているか?
と考え、想像する。
これを新事業に例えて言うならば、
まず具体的に「資金」、「会社の状況」、「社会の状況」を考える。
そしてその次に、社会において必要とされている事業かどうか?を考える。
最後に、過去のその事業に関わる歴史を考え、未来を想像する。
※過去を見れば、どんなものでも歴史があります。
これは最近出てきた、インターネットやHPでも同じです。
過去にインターネットやHPの様な役割をしていたものは何だったのか?
インターネットで言えば、人と人とが通信して情報を得る。
過去で言えば、「かわら版」や「新聞」、「手紙」など。
HPで言えば、「ミニコミ誌」や「自社出版物」、「看板」など。
※人類の歴史上において、「必要なもの」というのは変わっておらず、ただその形が「より便利な物へと変わっている」というだけですからね。
そして、「三倍考える」という事を、ちょっとした日常での出来事で例えてみます。
例えば、人と意見がぶつかったとします。
まず具体的に、「ぶつかる原因は何なのか?」、「ぶつかる事でどういう状況になっているか?」、「本当に大事な意見かどうか?」と考える。
その次に、「もしかしたら相手の意見が正しいのかもしれない」、「もしかしたら自分も相手も意見が間違っているのかもしれない」と考える。
最後に、「過去のこういった意見についてはどういう様になっていたか?」、「相手の意見を受け入れたらどうなるか?」、「自分の意見を通したらどうなるか?」と考える。
そして、どうしても結論が出ない時は、一週間後も、一ヵ月後も、一年後も、十年後も、今の自分の意見と相手の意見でもめているかどうかと考え、「大した事ない話だな」と思ったらさっさと切り上げれば良いのです。
「大事だ」と思えば、とことん納得行くまで話し合えば良い。
ただの「感情」という一つの考えだけではなく、その先にある「どうするべきか」、「どうなるのか」、「どうして行くのか」を真剣に考える。
これが「三倍考える」ということですね。多分・・・
まあ、より分かりやすく書こうと思いましたら、余計にごちゃごちゃになってしまった様な気がしないでもないですが、まあそんな感じです。
そして、男とはそういうものです。(これは関係ないか^^;)
最後に、私が以前いた会社の朝礼の三分間スピーチで、尊敬する社長に唯一誉められた話を書いて締めます。
私は常に、まず「大人の考えで考える」という事を意識します。
これは子供と違って感情で物事を判断するのではなく、どうあるべきか、どうなのかと感情を抜いて考えるという事です。
そして「考え続ける」。
考えて「結論が出た」と思っても、本当にその結論は正しいのかどうかは分かりません。
なので、現在過去未来、日本や外国からの観点などを考え続ける。
最後に、考えに結論が出たとしても行動しなくては意味が無い。
だからこそ、考え続けて出た結論をしっかりと行動に移す。
少しでも「知る」という事を意識して生活し、「知った事」を自分自身で消化できるまで考え、そして行動する。
という事です。
うーん・・・何だか尻切れトンボだけど、これ以上まとめようが無いので、本日はこれまでです!!
何せ、「三倍考える」を「三倍考える」ので、訳が分からなくなっちゃいました。
えへへへ^^;

■[第504回] 三倍の努力 −H17.7.5-(火)−

繁盛屋の社員は「日報」を書いています。
内容は、「一日の行動」、「本日気付いたこと」、「本日の反省」、「今後の課題」です。
私が以前いた会社でも「日報を書く様に」と言われ書いておりました。
その時は「一日のスケジュール」と「本日気付いたこと」だけでした。
しかし、これがまあ二十歳の私には面倒で、面倒で・・・。
一日を振り返るなんてした事がそれまでは無かったものですから、いちいちあった事を覚えておくのが面倒。
そして、意識していないと毎日、毎日気付くことなんてありません。
しかし、それでも書かなくてはならない。
そして、何とか内容をひねり出して書いた日報に対して、上司のコメントが一言「当たり前だ!」とあったり・・・。
一所懸命書いた後のコメントが、「字が汚い」とか・・・。
ちょっと泣きそうになりましたね。
しかし、繁盛屋の社員に日報を書かせる様になってから分かったのですが、はっきり言って、日報にコメントを書くというのは、とても手間が掛かります。
良い事に気付いた社員には、より深く考えられる様なコメント。
間違った考えをしている社員には、考え方を変えられる様なコメント。
技術的な事を書く社員には、より技術を深く考えられるコメント。
こちらは一人で何人にもコメントを書きますが、社員にとってはコメントは私からだけです。
適当なコメントを書く訳に行きません。
それを毎日、毎日・・・。
もしかしたら、社員も以前の私と同様に今はただ単に「面倒だ」と思っているかも知れません。
私自身も、たまに疲れてしまい、「もう日報出させなくても良いかな?」なんて弱音を吐きそうになってしまいますが、社員のためにもそんな訳には行きません。
何故ならば、書き続けていると後からとても役立ちますからね。
まず、物事を深く考える事が出来るようになる。
必ず辞書を使わせて書かせるので、漢字を覚えられる。
文字や言葉の意味も分かる様になる。
そして何よりも、自分自身で自分の行動を振り返ることが出来ます。
少し話が飛びますが、以前の朝礼で本を読んだ感想の中で「三倍努力する」という言葉がありました。
「三倍努力する」というのは、「三倍の時間を働く」、「三倍のスピードで仕事をする」という事ではありません。
人にとって時間というのは同じです。
努力している人も、のんびりしている人も、寝ている人も、みんな24時間です。
「努力で3倍働く」と言って、一日8時間の仕事を24時間するなんて出来ません。
「努力で3倍のスピードを」と言っても、3倍のスピードなんて、シャア専用ザクでは無い限り無理です。
では、時間ではなく3倍の努力とは何なのか?
「三倍努力する」と言は、「三倍考える」という事だと私は思います。
三倍深く物事を考える。
「これで良いや」で終わるのではなく、
「これで良かったかどうか?」と考え直す、
そして、「次はこうやろう」と考えが進む。
それが「三倍の努力」と言うことだと思います。
日報を書くことで「三倍の努力」とまでは行きませんが、「二倍の努力」は出来る様になります。
一日でも、一つの行動であっても、二倍考えられますから。
そして後の「一倍」は本人次第ですが、その分をコメントをする事で考える切っ掛けが与えられる。
これが一人で出来る様になって初めて、本当の「三倍の努力」になるのだとは思いますが、そんな簡単に三倍の努力は出来ませんからね。
ですから、最初はこういうもので癖を付けていくのが良いと思います。
さて、本日の日報はまだかなー???

■[第503回] 繁盛情報 −H17.7.4-(月)−

本日、新入社員と一緒にお客様へ「繁盛情報」をお届けに行きました。
私が繁盛情報を配るのは一年半ぶりくらいです。
確か、去年の正月明けに、年始のご挨拶として同行したのが最後だと思います。
この「繁盛情報の配布」ですが、「お客様に新入社員の御挨拶をさせて頂く」、「お客様のお店を覚える」、「新人が新潟の道を覚える」、などに大変役立ちます。
※いつもは先輩社員が同行するのですが、諸事情により今回は私です。
本日5〜6件のお客様に、繁盛情報をお渡しさせて頂いたのですが、皆さん、「よくぞまあ、私如きを覚えていてくれたものだ!」と本当に嬉しくなりました。
お店などに入りますと、一瞬「あれっ?」という顔をされるんですよね。
そして、その後に笑顔で「どうもお久しぶりです!」と言って頂けます。
※まあ、本当は「お久しぶりです」なんて言われたらいけないのですがね・・・。
そして、その上ですねえ。
いくつかお仕事を頂くことが出来ました。
そのうち一つは、一度見積りを出させて頂いたものの、「予算と合わない」と言う事で私はてっきり流れていたと思った仕事でした。
今回、お伺いさせて頂いた際に<お客様より「何とかなりませんか?」と、改めてお客様のご要望と予算をお聞きし、「大丈夫です!喜んでやらせて頂きます!」と言って帰ってきました。
これは私の手柄でも何でもありません。
いつも決まった営業マンが顔を出している。
すると、お客様としては「この営業マンとは一度こういう話で決まってしまった」という事で、その後に「もう一度問いかける」という事がしにくくなります。
そこにたまたま、以前の担当の営業マンが来ましたので、「もう一度言ってみようかな?」という気になられるのだと思います。
お客様にとっては担当の営業マンが付くと、当然ですが「その人が会社の代表だ」と思われます。
なので、一度話が終わったら、なかなか「言うに言えない」。
会社としては、お客様に「希望をどれだけ言って頂けるか?」というのがとても大事です。
当然、これは担当の営業マンのすべき事ではあります。
しかし、営業マンに任せっぱなしにするのではなく、会社がしっかりと「お客様」も「営業マン」に対してもフォローをする。
それをする事で、お客様のご希望をしっかりと受け止められるのだと思います。
そんな事を今更ながらで恐縮ですが、本日の「繁盛情報配り」で気付きました。
これからは、毎回とは行きませんが、時には私も「繁盛情報配り」をさせて頂こうと思います。
【おまけ】
ちなみに、今回、久しぶりに私が繁盛情報を作りました。
今までの「繁盛情報」は、何かの本に書いてあった良い記事や、役立ちそうな内容をちょっとだけアレンジし載せていました。
今回も最初はそうしようと思ったのですが、何だか今ひとつしっくりこないので、自分で一から考えて作ってみました。
おそらく間違っていないのではないか?と思いますが、皆様はどう思われますか?
※繁盛情報は新しいものになっておりますので、クリックし開いた上で、拡大してお読み下さい。すみません、手間が掛かって・・・。^^;

■[第502回] 学校の授業 −H17.7.1-(金)−

昨日書きました「教科書展示会」に、私も本日行ってきました。
中学校教科書の展示会場に行き、歴史教科書を手にとって読んでみました。
今の教科書って凄いんですねー!
子供に好まれる様にと、何とあの名探偵コナンが出てるんですよ。
しかも、ちょい役ではなく、何ページかに一つはある枠で囲まれた記事をコナンが話している形です。
他にも別の教科書で、何かの漫画の主人公がいたような気がします。
昨日書きました、「教科書漫画化計画(国民幼児化計画)」が着々と進んでいるのを感じました。
下手をしたら、冗談抜きで10年後には教科書は漫画で出来ているとなるかも知れません。
いや、もっと進んで教科書は映像になっているかもしれません。
文字を読む必要なし。
ただ眺めていれば良いだけ。
そんな楽しか教えない教育。
子供に媚を売って、「覚えて頂く」、「理解して頂く」という教育をしていてこの国は大丈夫なんでしょうかねえ???
もう学校は勉強するところではなく、ただ単に小さな集団活動を経験するだけの場所なのかもしれません。
そう言えば、私が中学生の時に同級生が、
「どうせ理科だの、英語だの、数学だの、社会だのを勉強しても、大人になったらぜんぜん役に立たないって父親が言っていた。」
と、学校の授業に対してとても不満気に言ってました。
私はその時に、何となく納得できる様な、違う様な気がしました。
そして、その後に色々と考えました。
確かに大人になった時に忘れているかもしれない。
しかし、例えば数学を全員が学ぶことで、その中にいる「数学に向いている人」が見つかるかも知れない。
または、経験することで数学が好きになるかも知れない。
そう考えると、「社会に出て必要なことだけ学べば良い」と言っても中学生くらいでは、決められません。
その人にとって、「社会に出て必要なこと」というのは分からない訳です。
「国語だけで良いや!」とその時は決めても、その後に理科を学んだら優秀な物理学者になるほど好きになるかも知れませんからね。
という事で、「今は大人になって役に立つかどうか?ではなく、とりあえず色々なことを勉強しなくゃならないんだろうな」と思った次第です。
※「思った」というのと、「私が勉強したかどうか?」というのは話は別ですよ^^;
「知行合一」は難しいですからねえ・・・。
果たして、今の私にあの当時の勉強が役立っているかどうか???
うーん・・・うーん・・・。
「これだ!」というのは思い付きませんが、何となく役立っている気がします。
【おまけ】
本日は7月1日です。
今年ももう半年が過ぎてしまたっんですねえ・・・。
あと半年、たったの184日しかありません。
何だかあせってきました。^^;
頑張ります!!
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