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■[第129回] 道路公団新総裁は私 −11.29(土)−
三ヶ月(90日)ぶりに髪を切りに行ってきました。
と言っても、若かりし頃に比べたらかなりおでこが広くなり、頭部は薄くなり、毛も細くもしなやかになりましたので気やすめ程度のカットではありますが。(一部?嘘が含まれております)
さて、髪を切ったという話ではなく、髪を洗っている時に顔に布をかけられ、見るものも無く暇だったので何日か前から考えていた道路公団民営化について考えていました。
今回新しい総裁が決まりました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが私です。(二ヤリ)
漢字は違うのですが、私と同じ読みです。
だからという訳ではまったく無いのですが、最近政府などが言っている「民営化」について書いてみます。
※ただし、滅茶苦茶長いですからね(しかも事実関係は適当だったりします・・・)。という事で一度下まで確認してから、読むかどうか決められる事をお勧めします。えへへへ
それと「例えどんなデタラメが書いてあろうと決して文句を言わない」という事を誓われた方のみお願いします・・・。
政府は何故「道路公団の民営化」をしたがるのでしょう?
官僚やそれに準ずる者がやるよりも、民間に任せる事で市場の競争原理が働くので、安くより良いものが作れるからなのでしょうか?
多分、きっと借金だらけで採算が合わず今後も税金を導入し続けないとマズイから「民営化」という名の元に放り出そうと考えているのではないかな?と思います。
例えば、同じ様に言われている「郵政」で考えてみますと、郵政には「郵貯」があり、また民間の会社でも同じ事が出来ると思われるので、国が守るのではなく民営化して行こうというのは分かります。
また、前に民営化されたNTT、JRも民営化されたのは分かります。
ですが、今回の「道路公団の民営化」だけはどうも良く分かりません。
民営化したら高速道路の利用者がぐんと増えるのでしょうか?
こんな事を考えている私なのですが、実は道路公団が何をする所なのかよく分かっておりません。
何となくイメージとして持っているだけで、それは高速道路を管理する所です。
最初は道路のすべてを国から請け負ってやっている所なのかな?と思いましたが、そんな大事な所を民営化しようなんて考える訳が無いですよね。
さて、「高速道路を民営化する」というのは簡単に言ったら「轄qャ道路」みたいなものです。
果たしてこの会社は成り立つのかどうか???
負債が莫大にあり、利用者数も少ない、黒字の高速道路なんて殆ど無い。
これを民間の会社がやったとしたら一体どんな事になるかと考えてみると、きっと民営化した途端に倒産ですね。(まあ実際は何らかの特例措置が取られるでしょうが。)
または、民営化したらすぐにその高速道路の土地を売却するかですね。
私は、道路などというのは民間で作るものではないと思います。
それは一般道もそうですし、高速道路についてもです。
採算が合う訳が無いのです。
例えば川を挟んで「人口300人のA村」と「人口2000人のB村」があったとします。
このA村とB村が相互で行き来出来るようにする為に橋をかけます。
この橋を作るための費用を捻出する方法としては
1,ABどちらの村人から橋の費用という事でお金を出してもらう。
2,橋を使う人に通行料を出してもらう。
の二通りがあります。
これを考えてみると、橋を作るのに莫大な額が掛かるため1であれば一揆が起きるかもしれませんし、「俺は使わないから払わない」というたわけ者も現れるかもしれません。
また、2であればその投資費用を一体いつになったら回収できるのかの目処は立ちません。
そこで、1でも2でも無い
3.お上が他所から集めた税金を使って作ってくれる。
という事になります。
これが道路です。
さて、高速道路または有料道路。
これについて今回政府は民営化という事で「1か2の方法でやりなさい」と言っています。
「無茶苦茶言うなあ」と私は思います。
例えばこれが一般道も道路公団が管理しているならば、まだ民営化をしても成り立つので分かります。
何といっても車に掛かる重量税や燃料に掛かる税金なども入ってきたとします。
そしてすべての一般道に関所を設けて100m単位で通行税を取る事も可能です。(道路の持ち主ですから)
そうすれば、もしかしたら日本で最大の会社になることも可能ですね。
自動車メーカーと交渉してA社の車を買えば100mの料金が30%OFFという契約も出来ますし。
ただ、こんなバカな話はありえないのでもう止めるとして。
果たして道路公団は民営化することにより、会社としての責任が出てきます。
例えばJRであれば、線路に置石があり(犯人はカラス)それにより脱線して乗客が怪我をしたとしたら、JRは乗客全員に損害賠償を出さなくてはなりません。
それを道路に置き換えて言うと、道路に荷物が落っこちていた。それを避け様として事故があったら損害賠償。
高速道路は一企業の私有地みたいなものなので、何キロで走ろうが警察は介入できません。
高速道路での事故はすべて民事事件になります。
なので、そのうち高速道路で事故を起こした人が、「轄qャ道路の管理ミスだ!」と騒ぐようになるかもしれません。
それが例え余所見運転であろうと、居眠り運転であろうと・・・。
まあ政府としては莫大な借金を抱えている公団の面倒を見たくないので、民営化の名の元に切り捨てようとしているのでしょうが、実際にそんな事をしてしまったら本当に大騒ぎになってしまいます。
四国へ渡る橋を管理している所なんてすぐに倒産ですね。
ただ、もしかしたら新潟だけしか見ていないのではっきりとは分からないのですが、道路公団民営化は大分昔から想定されていたのかもしれません。消費税が15%だか25%になるのと同様に。
新潟にはバイパスというものがあります。(もちろん他にもありますが)
その新潟のバイパスは何故か高速道路が繋がっている巻町まで伸ばそうとしています。
最終的にはどこまで行くのか分かりませんが、まだまだ先まで伸ばすのでしょう。
これは何だろう?と考えてみますと、国会議員で道路族と言われるような人たちの「抜け道」または次の利権なのかも知れませんね。
高速道路はもう作れなくなるから、税金をどんどん投入できる一般道を作ろうという作戦なのかな?。
まあ、適当な思い込みや勘違いしているかもしれない事を長々と書いてしまいましたが、もし道路公団民営化をすると良い事があるよ、勘違いしているよ、という方は教えて下さい。
教えて頂いた方には粗品を差し上げますよ。(???)
そして、大分話が変わりますが、国が税収不足!税収不足!と騒いでいるのを聞いて、道路を走っていると道路工事をしているのをよく見かけます。(一年中です)
非常に暴論だとは思うのですが、1年間くらい道路に掛けるお金を一切無くしてみたらどうでしょう?
多少でこぼこしていようが、多少線が見えにくかろうが、アスファルトの色がまだらであろうが、1年くらいなら日本人は我慢できると思いますよ。
ただ、その工事を請け負っている会社、関わっている会社の殆どは潰れてしまうでしょうがね・・・。
その会社の人たちには1年間の支払い凍結を特例で出して、その間その人たちを他の仕事でもやってもらったらどんなものでしょうかねえ?一年を何とか耐え抜けば何とかなりそうな気が・・・。
まあそんな事を言ったら建設関係全部を一年凍結させるという暴論でも良いかもしれませんが。
何だか税収不足と騒いでいる国を見ると、口を開けて待っている雛(民間企業)にボロボロになりながら餌をやり続けている親鳥に見えて可哀想です。
このままだと公共工事に依存しきっている会社のせいで、日本がおかしくなってしまうかもしれません。
やはり仕事はひとつに依存しているだけでなく、自分で動いてお客様をどんどん作っていかないとダメですね。
繁盛屋はひとつであれ、ふたつであれ、百であれ、依存しないような会社にして行きます。
さて、ここ何日間か日記を書けない鬱憤が貯まっていたのでどんなに長くなろうと構わないや!と長々、本当に長々書きました。
私自身読み返すのが面倒なので、誤字脱字、乱文はご勘弁下さいね。えへへへ
■[第---回] 時間切れです −11.28(金)−
やっと体調を回復してきました。
それと同時に仕事も本日で仕事が一段落つきました。
と言っても台風の目に入っただけではありますが・・・。
さて、本日日記をじっくり書こうと思ったのですが、何度か書き直しているうちに時間が無くなってしまいました。
すみません。
明日の土曜日はもうそりゃビックリするくらい書きますので、本日の日記はお休みにさせて下さい。
申し訳ありません。はい。
■[第128回] 脱水症状 −11.27(木)−
しかし以前から不思議だったのですが、鼻水というのは一体どれくらいの量が出たら止まるものなのでしょうか?
かんでもかんでも出てきます。
内緒なのですが、事務所ではこっそりと鼻にティッシュを詰めて仕事をしています。
気を付けないとコーヒーを飲む時にティシュが茶色になってしまいます。
タバコを吸う時は少し離さないと燃えてしまいます。
本当にこんなに鼻水が出続けると脱水症状にならないか心配です。
それと以前、涙と鼻水は構成している物質が同じだと聞きました。
涙は流すと精神が落ち着いたり、すっきりすると言う話ですが鼻水はどうなのでしょう?
そう言えば何だか気分が良くなって来たような気が・・・。
さて、どうやら頭もちょっと変になっている様なので今日の日記は以上でございます。
長文の日記を期待されている方も多々いらっしゃると思いますが、今しばらくのご猶予を賜りたく存じます。
色々ネタはあるのですがねえ。
そう言えば「坂の上の雲」を読み終えたので、「歳月」を読み始めました。
その話もまた今度。
■[第127回] 025-270-0721 −11.26(水)−
何日経ってもバタバタしていますねえ・・・。
もうあちらこちら、あれやそれやとおおわらわです。
それなのに今度は鼻水が出てくる始末。
これはきっと水分の取りすぎなのでしょう・・・。
まあそれは置いておいて、今日お客様から何度電話しても出ないとお叱りを受けました。
常時、事務所には誰かしら居りますし、居ない場合は転送で受けるようになっています。
そして電話にキャッチホンは付けておりません。
なのに何故か電話を掛けても誰も出ない・・・。
ちょっと不思議ですよね。
話し中だと言うならば分かりますが、お客様側の電話は呼び出し音が鳴っているそうです。
一応電話番号はお間違えではないですか?と聞いたところ、携帯に登録されているので間違える訳が無いとの事。
何故なんだろう?
もしかしたらIP電話だから何かあるのかなあ?
いや、でも携帯から掛けても同じだからそんな事は関係ないか。
とりあえず心配だったので会社で携帯電話二台を使って試してみました。
するとしっかりと話し中の音が鳴りました。
まあ、その原因を究明しようと思ってもどうしたら良いのか分からないので置いておきまして。
皆さん!繁盛屋の電話は必ず繋がりますから!
もし誰も出ない時はお手数ですが、もう一度電話を掛け直して頂けます様、宜しくお願い致します。
必ず!必ず出ますからね!(非通知と公衆電話以外)
■[第126回] 来ましたねえ −11.26(火)−
来ましたねえ。
ついに来てしまいましたねえ。
今朝は腹痛で目が覚めました。
それからというもの食欲が無く、のどは痛く、鼻はつまり、肩は凝り、体が熱く、お腹は壊れっぱなし、ビールは一缶で顔が真っ赤になり、頭がぼっーとし、怒りっぽく、みかんが美味しい。
きっと昨日お腹を出して寝ていたからでしょう・・・。
まあいつもの如く、食欲は最近食べ過ぎていた、のどはタバコの吸いすぎ、鼻は排気ガスの影響、肩は昨日子供と闘ったから、体は脂肪の燃焼、お腹とビールは飲みすぎ、頭は休み明け、怒りは当然、みかんは温州だからという事にしておきましょう。
とりあえず、本日の日記は上記の理由から短めにします。えへへ
さて、先日繁盛屋に新入社員が入りました。
何だかすごく良かったですね。
看板なら何でもお任せという事なのですが、本日何点か見積りを出すのも楽ですし、その他諸々の面で効率が良くなりました。
「何故今まで雇わなかったのか?」と本にして出したいくらいですね。
そして最近では次の段階としてデータ、デザイン作成の出来る人を雇おうかと思案中です。
まあ、今すぐという訳にはいきませんが、でもそんな事を言っているとまた一歩遅れる可能性がありますので、ここが思案の田原坂という感じです。
まあ自分でも何を書いているのやら、何が書きたいのやらさっぱり分からないので今日はこの辺で。
あー喉痛い。風呂場で熱唱しすぎたかなあ???
■[第125回] パソコンさん −11.21(金)−
最近会社のパソコンが反乱を起こしています。
スキャニングしようとすると固まる。(しかもウインドウズ2台が)
文字打ちをしていると突然イラストレーターが終了する。
後は文字の変更で校了というチラシのデータが壊れて一から作り直さなくてはならなくなる。
入稿したデータが壊れてる。(会社のパソコンでは開きます。バージョンも同じです)等などです。
それにしてもこのパソコンが無いとどうしようもないのですが、たまにドロップキックをしてやりたくなる時があります。
以前何だかの本で「パソコンには意志がある」という話がありました。
本当に大事な事をしていて保存する直前にフリーズする。
そんな事がしばしば続いたある日。
持ち主がいい加減に頭に来て「こらっ!言っておくがお前が高価な物だとしても、これ以上なめた真似をするならば次にフリーズした瞬間にハンマーで叩き壊す!」と脅したらしいです。そしてその後は何事も起こっていないとのこと。
そう言えば以前、繁盛情報か何かに「パソコンは欠陥商品である」と載せた事があります。
これだけ高価な商品にも関わらず、その本来の用途をしていると固まってしまう。
保存も出来ない。
例えばこれがエアコンや冷蔵庫、テレビ、車だったらどう思いますか?
普通に使用していると突然その役割を放棄する。
突然何も変な事をしていないのに止まる。
しかも買って何ヶ月もしないうちに・・・。
こんな物は売った所に文句を言いに行きますし、リコールですよね?
でもパソコンだけは問題ないのですよね。
そう言えば以前繁盛屋で買ったレーザープリンターの調子が悪くなりました。
買って3ヶ月位だったかな?
そしてメーカーに電話したところ「保守契約を結ばないとダメです」、「有料になります」とのこと。
買ってまだ何ヶ月しか経っていない上に、普通に使っていて調子が悪くなったにも関わらず有料?
そこら辺の電気屋さんに行って聞いて来て欲しいです。
「買った商品が三ヶ月で普通に使用していて調子が悪くなったのですが有料ですか?」と。
もしパソコンもレーザープリンターも固まったり、調子が悪くなって当然の物なのだとしたら、売る前に「このパソコンは使用していると突然固まります。それまでの作業が無駄になりますが宜しいですか?」、「このプリンターはすぐに調子が悪くなる未完成品ですが宜しいですか?」と言うべきですよね?
よくもまあ、コーヒーをこぼして何億もの賠償を訴える訴訟社会のアメリカで訴訟が起こらないものです。
小説家がパソコンがフリーズしたために書きかけのデータが消えた。
もう一度同じものを書く事は出来ない。
「これはパソコンメーカーの罪だ!」
こっちの方が「電子レンジで猫を乾かした訴訟」よりも勝てそうな気がしますが。
まあでも何だかんだ言ってもパソコンが無いと仕事にならないので、機嫌を取りつつ動いて頂くしかないですね。
もう固まったり、データを破損させるのはやめて下さいねパソコンさん。
■[第124回] 補 強 −11.20(木)−
いつまで経っても仕事が大騒ぎですねえ。
本当に何から手をつけて良いやら分かりません。
やっと一つの仕事が終わったと思うと、また次の仕事がやってきます。
いやあ、本当に有難い事です。
「これはもしかして繁盛屋の時代が来たのか?」なんて勘違いしてしまいそうになっちゃいますね。えへへ
さて見栄を張るのはこれくらいにしまして、現在繁盛屋の補強を考えています。
というのも、先の見通しも大騒ぎなので「こりゃこのままではパンクするな・・・」という事で、人を雇う事にしました。
と言っても今回は職安などに出して雇うのではなく、今まで色々と仕事をお願いしていた人を雇います。
この人さえいれば看板部門に関しては問題は無くなると思われます。
見積りから作成、設置までこなす上に、お客様との打ち合わせまで出来ます。(この打ち合わせが出来るというのが「かなり」助かる部分です)
そしてそれと同時に繁盛屋トラックが出来ます。
これから新潟、東京、神奈川などを走り回る予定ですので、もし見かけた際は親指を隠す事などせずに、「今日は何か良い事があるかも?」と思って下さいね。
ちなみに繁盛屋の看板車(ポイントはドアにちょこんとついた穴隠しロゴ入りシートです)も走っていますが、その車を見かけられたら走って逃げる事をお勧めします。
高坂剛似が助手席に乗っていて、ニコライ・ズーエフ似の運転手の目がオロオロしている時は運転手が「何が何やら分からない状態」なので危険ですから・・・。
■[第123回] マスコミを疑え −11.19(水)−
何やら日本テレビのプロデューサーが視聴率を買ったということで、日本テレビの副会長や社長などが降格の処分をしました。
視聴率というのは多少なりとも広告に関わっているものや、スポンサーにとっては視聴率が高い、低いは広告を出す際の基準になりますので大事な要素です。
なのでスポンサーやそれに関わるものが今回の件で「おいっ!」と言うのは当然です。
ただ不思議な事に、一般視聴者から日テレに対して「処分が甘い」という批判が入っているそうです。
ほかにも「視聴率至上主義を見直すべきだ」との意見があったとのこと。
これがスポンサーや広告代理店、または他局ならば分かります。
不思議なのですが一般視聴者にとって視聴率は関係あるのでしょうか?
例えば「視聴率至上主義が気に入らない」ならば見なければ良いだけです。
それとも「視聴率が高い」という事を調べて、それだけを基準にテレビを見ている人がいるのでしょうか?
20%を超えているから見る。
5%だから見ない。
という事なのでしょうか?
また、人の会社の人事の処分が甘いからといって、何故関係の無い人間が文句を言うのでしょう?
例えば製品に問題があって一般消費者に迷惑を掛けたというならば分かります。
でも実際に視聴率なんて自分がテレビを見るときにはまったく関係ありません。
まあ世の中には文句を言うのが生き甲斐だ!みたいな人がいるのでしょうね。
テレビ局は公正中立でもなければ、国民の声を代弁している訳でもありません。
「ただの一つの企業である」と理解しないとマスコミに踊らされてしまいます。
何かの新聞の広告だったかで「新聞を疑え!」というのがありましたがまったくその通りです。
自社の考えを載せているだけに過ぎないのです。
例えば、この繁盛日記に書いてある事がすべて真実で、物の見方としても万人に共通するのかどうか考えてみれば分かります。
新聞もテレビのニュースもすべての情報は人の意思が入っていますので、最後は自分で判断しなくてはなりません。
ちなみに私は新潟日報と産経新聞を読んでいますが、物の見方がまるっきり逆な事が多くて面白いですよ。
それにしても今日の読者の声の欄ときたら・・・。
読んでいてニヤリとしてしまいました。
あんなものを「公正中立だ」、「社会の声だ」なんて思って読んでいたらどんな生き方になるのでしょうかねえ?
皆様がもし一紙しか読まれていないようでしたら「この記事の意図は何か?」と考えながら読む事をお勧めします。
関係ないですが、毎日よくもまああれだけの活字が印刷されて日本中に配布されているものだとびっくりします。
あの大量の文章作成、文字打ち、割付・・・考えただけでぞっとしますね。
いやあー本当に頭が下がりますね。
■[第122回] 渡部昇一先生 −11.18(火)−
長々とお待たせ致しました。
やっと日記が再開です。と言っても、大騒ぎの状態は変わっていないため短めになりますがお許し下さい。(期待してない?えへへ)
どんなに忙しくても、どんなに睡眠時間が減ろうとも寝る前と朝出勤前に必ず本を読んでいます。
今読んでいる本は司馬遼太郎の「坂の上の雲」8巻と、渡部昇一先生の本です。
この渡部昇一先生の本が面白いんですよ!
それというのも、私の家族が読みたいというので「かくて歴史ははじまる」という本をインターネットで取り寄せました。(これは私が初めて小説ではない歴史に興味を持つ切っ掛けになった本です。)
そして、そのついでに何冊かまとめて以前読んだものや、新刊などを注文しました。
全部が面白いのですが、その中で今年の四月に発刊した「国を愛するための現代知識」という本があります。
この本を読んで長年不可解だった「何故バブルがはじけたか?」という理由が分かりました。
以前日記でも私なりに「何故バブルがはじけたか?」というのを考えて書きましたが、予想とは違いしっかりとした理由があったんですね。
まあ内容は書きませんので、興味のある方は是非買って読んでみて下さい。
渡部昇一先生の本は8年振りくらいに読みましたが、やはりすごいですね。本当に「なるほどな!」と思う事が書いてあります。
そして読みやすいです。
何と言っても読むのがべらぼうに遅く、3ページ読むと眠くなるという私の知人でさえも1日で読み終わりました。
「日本の歴史なんて知らないなあ?」という人は是非読んでみて下さい。
渡部昇一先生の本の面白いところは「思想」ではなく「真実」が書いてあるところなんですね。それと「予想」です。
初めて渡部昇一先生の本を読むという方は「かくて歴史がはじまる」を読んでみて下さい。
いや「現代知識」の方が良いかな?
どちらでも、本当にあっという間に読み終えられますよ。そして読み終わった時は少し頭の良くなった自分がいますからね。
それにしてもバブル崩壊の理由や、何故それが世間に知られていないのかを知ったら・・・。
■[第121回] 人は石垣、人は城 −11.13(木)−
何だかあまりにも忙しくなってくると、ついつい「無いものねだり」をしてしまいます。
本当にそろそろ社員が欲しいです。
かと言って、今の大騒ぎの状態だと社員教育をしている時間が無かったり、仕事内容の説明をしている時間が無かったりするので営業経験がある人が良いかな?
でも、あまり知識があったり、経験があったりすると「変な営業の癖」が付いているかもしれないので逆に大変かなあ?
いや待てよ、看板職人でお客様とまともに会話できる人も良いなあ。
いやいや、デザイン・データ作成を出来る人でも良いなあ・・・。
うーん・・・難しいですねえ。
やっぱりしばらく落ち着くまで頑張るしかないかなあ?
でもそんな事ばっかりしていると、いつまで経っても次のステップに行けないしなあ。
どこかにいないですかねえ?
看板の知識と技術があり、印刷物の知識もあり、編集長の能力を持ち、営業が出来て、デザインやデータ作成も出来て、頭の回転が速く、素直な人で、言葉も知っていて、新潟が好きで、酒が飲めて、CDを持っていて・・・。
と、こんな具合に「無いものねだり」をしています。
(ねだり過ぎだろっ!との声が聞こえますなあ。えへへ)
それにしても何でこんなに納期の短いものばかりなのでしょう・・・。
今月中に店舗が1件、看板の大物が5件、広報誌作成1件、印刷物3件、新聞広告1件・・・。
これを1人で捌くのかあ・・・うわあー!本当に人が欲しい!
これもすべて人手不足の時期を見極めなかった経営者の怠慢ですね。
本当に「人は石垣、人は城」を実感している次第です。
次からはしっかりと常に余裕ある社員数の確保をする事にしましょう。
■[第120回] ビックリ! −11.12(水)−
本日なかなかビックリする事がありました。
それというのも今朝お客様と打合せをさせて頂いた後に、帰り際にお客様より「こんな物が届いたから繁盛屋さん見てごらん」と一通の封筒を渡されました。
そして表紙を見ると「あれっ?」と思うような「繁盛」の文字が。
まあ「繁盛」なんてどこでも使っているから「そんなに不思議でもないかな?お客様は繁盛の文字を見たので繁盛屋の私に渡したのかな」?なんて思いながら、その封筒を預って帰ってきました。
そして帰社後開けてみると・・・。
内容は「あれー?」という様な感じの文章。
そしてとりあえずHPを見てみようと、アドレスを入力して開いてみました。
そして中を見るとまたもや「あれれーっ??」という感じ・・・。
まあもったいつける程の事ではないのですが、何だか「繁盛屋」みたいなんですよ!
仕事内容がほとんど同じなんですよね。
しかも文章も似ている。
しかしその後、もっとびっくりする事が!
午後5時半くらいに一本の電話が入りました。
その電話は、2年以上前に社員が飛込みをしたお店からでした。
20日にオープンする予定なのだが大至急看板を作ってもらえないか?との事。
とりあえず打合わせをさせて頂こうと車に乗りお店へ。
車中で電話を受けた社員から内容を聞いてみると、何やらコンサルタント会社の様なものが入ってる様だとの事。
それであればロゴやデザインなども決定済みで、期間は短いが何とかオープンに間に合うかな?なんて思いながらお店に到着しました
そしてお店の方とお話をさせて頂くとその「繁盛屋みたいな仕事をしている所」にアドバイスを受ける?受けている?らしいのです。
「一日に二度も繁盛屋っぽい仕事をしている所の話を知るとは!?」とビックリしました。
とりあえずお店の看板のサイズを測り、変更箇所をお聞きして帰ってきました。
いやぁー、今まで考え事がないのですが、繁盛屋があるのですから同じ様な仕事をしている所があっても不思議ではないのですよね。
私の中ではてっきり「何屋?」と聞かれてもうまい答えのない繁盛屋ですから、同業者?同業種?なんて存在しないと思っていました。
実はあったのですねえ。
そのうちライバル会社何ていうのも出てくる様な会社になるのかなあ?
実際に仕事をしていて印刷や看板などの仕事をすると当然他社がありますが、話している事や仕事内容までほとんど同じとは・・・。
うーん・・・考えた事も無かったです。
とりあえず今回一緒に仕事をさせて頂くことになったのですが、何だか本当に不思議な感じですね。
これは縁があるという事でしょうか?
それにしても面白いもんだなあ。
■[第119回] ローン会社 −11.11(火)−
社員がローンで車のナビを購入しまた。
その時に少し思ったのですが、会社の取引もローン会社の様なところが代理で徴収する様になったら面白いのかな?と思います。
繁盛屋では今のところ100%集金できておりますが、一度だけ毎日の様に通って支払ってもらった事があります。
あの労力を考えたら他に営業に行った方が良いのではないかと思ったくらいです。
時間は取られる、精神的にも疲れる・・・。
でも「もう面倒だ!」、「しょうがないな・・・」なんて思って諦めてしまうと他の会社に申し訳ない。
そういった場合だけに限らなくても「集金業務を代行」してくれる会社があったら。
A社がB社に商品を納品する。
その際に「代理会社」がA社に支払いをする。そして手数料をA社から貰う。
B社は支払いをA社にではなく「代理会社」にする。
これが出来れば連鎖倒産する会社が少なくなるのではないかなと思います。
まあ銀行が「代理会社」ではないか?
手形の割引なんてその通りではないか?
と思ったりもしますが、手形が今後はあまり流通しなくなると私は勝手に思っていますので、手形ではない方法で考えてみます。
個人にローンで貸付をする際に審査する様に、会社を審査する。
そして「大丈夫だな」と思ったら代理会社は代行する。
その際にA社からもB社からも手数料を受け取る。(これが代理会社の利益になる)
現在の仕事の取引では、どんな高額になっても結局は「信用」しか頼りになるものがありません。
なので、帝国データバンクなどの企業情報を取引前に調査しておく。
ただ最初は少額の取引で、段々と高額の取引になっていく場合は「実績」を頼りにします。(繁盛屋の場合はですよ)
ただ、どんな会社でも「いつどうなるか」は分かりません。
前金で渡していたらその会社が無くなった。手形を貰っていたら支払い前に会社が無くなったなんて事も・・・。
まあ商売というものが博打的な要素もあるので、全ての取引をその様にするという訳には行かないかもしれませんが。
例えば、イギリスのロイズの様に「審査する目を持つ」会社が出来れば良いかなと思います。
この取引は大丈夫だと見たら、「この金額で代行を引き受けます」という様にする。
そして「どうかな?」と思ったら「この金額でなければ引き受けられません」、または「引き受けません」となる。
それによってインチキな会社も見破れたりする。
実際にこれを会社組織としてやるためにはまず「審査する目」、「豊富な資金力」、「回収能力の高さ」が必要になりますね。
こう書いてみると、この仕事に向いている組織があるとすれば・・・まあ置いておきましょう。
これは現実には難しいのかな?
個人には気軽にローンを組むなどして代行しているので、会社でも出来そうな気がします。(実際にリースというものがありますから)
でも会社組織としてやるとなると「法人」という「人でない人」になるので難しいのかな?
私が知らないだけで実はそんなが会社あったりして・・・。
まあ実際問題としては繁盛屋の場合はその前に、「代理会社に頼みたくなる様な取引」を作らなくてはなりませんがね・・・。
■[第118回] 信頼=覚悟 −11.10(月)−
仕事をしていると失敗やクレーム等が当然あります。
その際に、ついついあせってしまい右往左往してしまいますが、その場合の対処方法はたった一つ「誠意を持って対処する」という事に尽きます。
これが自己保身に走ったり、言い訳や原因探しに走りますとお客様の「信頼」は一気に失われてしまいます。
失敗やクレームが起こり、それが間違いない場合はまず心から謝り事態の解決に務めるのが大事です。
こちらに失敗やクレームが発生する原因があった場合は、絶対に言い訳をしてはいけません。こちらにどんな理由があろうとも、それはお客様の理由には決してなりません。
また、「言い訳」や「原因」は探せばいくらでも出てくるものです。
しかし決して100個の理由を見つけ出しても、失敗やクレームが消える訳ではありませんし、納得してくれるお客様もいません。
「自分を守る前にお客様を守る」
まず責任をもって、誠意をもって事態に対応する。
原因探しは事が終わってから十分です。
人はついつい、自分は悪くないと思ってしまったり、誰かに守ってもらおうとしますが、それでは決してお客様の信頼は得られません。
「仕事」とは「信頼」を得て初めて出来る様になります。
信頼されずにやっている限りそれは「営業」ではなく、ただの「ご用聞き」でしかありません。
「仕事とはまず自己責任です」
そして自分の力では本当に無理だ!と思ったら上司でも会社でも、何でも頼れば良いのです。
1人では責任が取れない時のために上司がいる、会社があるのです。
しかし初めから「人に頼る」ことや、「言い訳探し」をしてはいけません。
クレームや失敗が発生したらすぐに飛んで行き、事実確認をする。(もしそれが大した事でなかったとしても、それは逆にお客様に「飛んできてくれた」と思って頂けるので良いことです)
失敗や問題があった場合は思い切り叱られましょう。そしてその後に誠意を持って一所懸命対処する。
人は誰でも怒られたり、叱られたりするのは嫌なものです。
しかしお客様を守るべき者が、それに対して逃げ回ってはいけません。
「嫌だなあ・・・でも自分しかいないのだ!」と心に持つ事で初めてお客様の「信頼」を得られるものだと思います。
「仕事」とは「覚悟」を持ってやらなくてはならないものですね。
また、それと同様に会社とは「社員の責任を取る覚悟」が必要です。
それがあって初めて社員から信頼される様になります。
繁盛屋はお客様を守ります。そして社員を守ります。
「信頼できる社員のいる会社」、「信頼できる会社」と言われる様に頑張ります。
■[第117回] 残業12時 −11.6(木)−
友人が就職の面接を受けに行ってきました。
その面接の一昨日に、繁盛屋で少しだけ仕事をお願いしたりしている会社だったので「どんな会社か?」、「面接でどんな受け答えをすれば良いか?」と自宅に訊ねに来ました。
その会社の営業マンは本当に「立派だ!」と思える人(社員に見習うようにと話した事があります)だったので「きっと良い会社だと思うよ」と話し、「出来ればその会社に就職しなよ」と話しました。
そして本日面接。
面接の中で「12時位までの残業がざらにあるけど大丈夫?」と聞かれたのですが、友人はすぐに「はい!かまいません!」とは言えなかったそうです。
そして「本気で仕事をやりたいのか?」と思われた様で、「やんわりと」お断りをされたとメールが届きました。
それを聞いて私はその面接した方の気持ちが少し分かる様な気がしました。
実際に私も面接では「夜中の三時まで仕事で、翌日も朝八時からなんて事もあるよ」、「休日でもお客様にお呼びが掛かれば出勤することもあるよ」、「時間も休みもはっきり言って決まっていないよ。それが営業だよ」と脅したりします。
まあ確かに脅しではない時も多々あるのですが、基本的には毎日そんな状態という事はありません。
午後7時には帰る日もありますし、盆も正月もGWも三連休だってあります。
ただ、それが当然だと思って仕事をされると会社としては困るんですよね。
先入観を持ちそれ以下の場合だと人は、文句ばかりを言う様になるか辞めます。
なので、面接の最初で辛いイメージを持ってもらう様にします。
それでもたまに「そんなに辛くないだろう」と甘い思惑で入社する強者がいますが・・・。
最近は何せ、やれ「仕事より家庭の方が優先だ!」、「本当の自分は会社には無い!」だのと、子供みたいな事を恥ずかしげも無く話すのが流行っているので、会社としても「仕事とは何か」を分かっている、分かろうとする人が欲しいのです。
なので今回友人が面接で断られたと聞いても「可哀想に!」、「友人を落とすとはひどい会社だ!」とはこれっぽっちも思いません。
良く言えば、その会社の社風には合わなかったのでしょう。
悪く言えば、仕事を優先する気がないのがばれたのでしょう。
まあ、世の中には「公務員とか公務員とか公務員とか」等などの、定時きっちり、残業代ばっちり、賞与もばっちり、退職金ばっちりの仕事がありますから、そこに就職すれば希望は叶うでしょうね。
それが無理ならば何かを我慢をするしかないですね。
よく「何かを犠牲にして」という話がありますが、犠牲じゃないのですよ!
それが当然なのです!
100円の物を買ったら財布から100円減るのと同じくらい・・・。
少し話は反れますが、大抵の経営者は、社員の仕事がきっちり9時〜17時で、給与も余裕ある位、大型連休も取れるという会社に出来るのならばしたいと思っていると思います。でも現実の社会でそんな事をしたら、会社は間違いなく無くなる事を知っているのです。
会社が無くなって一番困るのは、そんな生活に慣れてしまった社員ですから。
残業させたくて残業させているのではないですよ。
休ませたくなくて休日に予定を入れているのではないですよ。
給料を上げたくなくて給料が安いのではないですよ。
ねっ! 分かってますよね? 繁盛屋社員の皆様!?
■[第116回] トレビアの泉 −11.5(水)−
皆様は、何故インディアンというか知っていますか?
カナダやオーストラリアやアメリカが元イギリスだったって知ってますか?
忠臣蔵はどういう話か知っていますか?
源頼朝はどうやって鎌倉幕府を開いたのか知っていますか?
先日ある記事を読んで不思議に思ったので、私も聞いてみようと社員や家族や友人に聞いてみましたがほとんどの人が知りませんでした。
近頃はトレビアの泉などで「無駄知識」を仕入れるのが流行っているようですが、歴史などの「ためになる知識」は知らない。
世の中では常識だろうなと思っている事が、実は常識ではない。
なので、そんな話をしていると逆に私が「へぇーへぇー」とビックリします。
学校で歴史の授業は大抵の人が受けたと思います。しかし1192年に鎌倉幕府が出来たのは知っていても、鎌倉幕府がどうやって出来たのかは知らない。
カナダやオーストラリアの場所は知っていても簡単な歴史を知らない。
以前読んだ本に、ある大学の先生が電車に乗っていると大学生同士の話しが聞こえてきました。
「お前知ってる?昔アメリカと日本は戦争したらしいぜ!」
「へー知らなかった!で、どっちが勝ったの?」
その会話を聞いてその先生は「この国は一体どうなってるんだ?」と寒気がしたとの事。
もし、もしもですよ、歴史に関わらず「常識」だと思っている事が実は「知識」なのだとしたら・・・。
極端な話をすれば、朝起きたら「おはようございます」と言うのが当たり前ですが、実は当たり前ではない。
「いただきます」と食事をする前に言うのは当たり前なのに、実は当たり前ではない。
もっと言えば、お客様に感謝するのは当然ですが感謝しない。
約束を守るのは当たり前ですが守らない。
社会人になったら仕事をするのが当然ですが仕事をしない。
最近のニュースなどを考えたら、もしかしたら「もう常識は無くなっている」のかもしれないですね・・・。
と、またもやこんな偉そうな事を書いている私ですが、私も「本を読む習慣」が無ければきっと同じでした。
本から色々な知識を学んだので、その知識が常識になったんですね。
「本」ってすごいですよねえ。人生が楽しくなりますね。
「やかましい!読まなくても楽しいぞ!」と思うかもしれませんが、もっと楽しくなりますよ。
「最高に楽しいからこれ以上は無理!」と思うかもしれませんが、実はもっと上がありますよ。
最初は推理小説でも、恋愛小説でも、歴史小説でも、ハリーポッターでも何でも良いので活字のものを読む。
本を読むと必ず頭が良くなります。
根気もつきますし、頭の回転も速くなりますし、想像力もつきますし、記憶力も良くなります。
良いことだらけですね!
そう言えば以前いた社員で「繁盛屋に入って生まれて初めてひとつの本を読み終えた」という人がいたなあ・・・。
内容はまったく覚えていない様でしたが・・・。
まあ「読書の秋」なので良いタイミングですので皆様も一冊どうですか?
(何故「読書の秋」というか知ってます?えへへへ)
■[第115回] 高速道路無料 −11.4(火)−
どうもよく分からないのですが、いつから「高速道路無料化」が国民の望む声になったのでしょうか?
先日目を通した民主党のマニフェストにも書いてありましたし、自民党でも言っていたような・・・。
私は今まで一度もタダにして欲しいなんて思った事もありません。
四国への橋だけはもっと安くしろ!と思った事はありますが、いくらなんでもタダにしろ!とまでずうずうしいことは言えません。
よく外国では高速道路は無料だ!と言いますが、他国は他国です。
他国の中にはガソリンがタダみたいな所もあるでしょうし、食べ物がべらぼうに安いところもあります。
私はその国によって物の価値が違うのは当たり前だと思いますが、その内に日本は「何でも安い」、「何でもタダ」の国に政治家や官僚がしてくれるのでしょうか???
これがもしかして噂に聞く「グローバルスタンダード」というやつですかねえ?
外国ではこれが当たり前だから日本も同じ様に!という事なのかな。
そう言えば、確かに昔は「日本は水と安全はタダだと思っている」という言葉がありましたが、今では水道の水が不味くて飲めたものでない、女性が夜一人歩きが出来ない、鍵や窓を防犯用に取り替えなくては安心できない様になりました。
これらは国際基準に照らし合わせてみて素晴らしい事なのですね!!
まあ冗談は置いておいて、それにしても一体いつから高速道路無料なんて話が出てきたのでしょうか。
優秀な官僚が「これをすれば日本経済は良くなる!」なんて考えたのでしょうか?
無料化されれば運送コストが下がるので物価が安くなるってことかな?
でも実際はほとんどのトラックが一般道を走っているのであまり関係無い様な気もします。
トラックが高速をたくさん走れば道路の修理費もかさむでしょうし、事故も増えるでしょうし・・・。
それとも無料になれば旅行に行く人が増えて景気が回復するのかな???
でも大して金額をその土地に落とすとも思えないですし、観光地では無いところは逆に外でお金を使われるという事ですからねえ。
うーん・・・よく分からないですねえ。
まあ正直なところ「タダだと良いなあ」とは思いますが、日本の古くからある諺で「タダほど高いものは無い」というのがありますから、
「タダ」に飛びつくと痛い目にあいそうですね。
それにしても「高速道路無料化」を声高に叫ぶよりももっと大事な事があると思いますがねえ。
具体的にどうやって国民の生命と財産を守る気なのかとか・・・。
いや、それを言えないからどうでも良いことでごまかしているのかな?
「北朝鮮のミサイルや拉致被害者救出」と「高速道路無料化や郵政民営化」どちらが大事だと思っているのやら。
そう言えば前テレビを見ていたら国会議員で「国防よりも年金が問題よ!」と叫んでいた人がいましたが、あれは面白かったなあ。
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